1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. デジタル家電

慌てないで賢く買うべし!消費税アップ前に買ったほうがいいIT関連製品【デジ通】

ITライフハック / 2014年3月10日 4時0分

慌てないで賢く買うべし!消費税アップ前に買ったほうがいいIT関連製品【デジ通】

ご存じの通り、現在価格に対して5%かかっている消費税が、2014年4月より8%に変更される。たとえば10万円の商品の場合、5,000円の消費税が、4月からは8,000円になる。3,000円も余計に支払うことになるわけで、これはかなり痛い出費となる。

こうしたこともあって増税前に買っておきたいと考える人もいるようだ。しかし、IT関連の商品の場合、登場直後は価格が高くても、しばらくすると急激に値段が落ちてくるといった感じで変動するため買い急ぐ必要がない製品も多かったりする。どうせ買うのであれば、消費税アップ前もアップ後も定価が変わらないような製品がいい。はたしてそういった製品があるのか、考えてみたい。

■デジタル家電やパソコン関連製品で増税の影響を受けやすいのは?
デジタル系やIT関連商品の中で価格設定が比較的高く(つまりかかる消費税が高い)、増税による影響を受けやすいのはテレビ、パソコン、タブレットやデジタルカメラなどといった製品だ。

しかし、こういった商品のサイクルは年に一度は新製品が登場してくるようになっており、発売直後の価格を頂点にして1年かけて下がっていく。モデル末期ともなるとかなり安くなっているので3月中に慌てて購入する必要はなものがほとんどだ。

Windows XPからの乗り換えでパソコンが必要なケースや、これから4月前に登場することがわかっていて、前から欲しいと思っていた製品を狙っているなら、増税前の3月中に購入するのも悪くはない。

パソコンはXPのサポート切れと消費税アップという2つの需要要素があるため3月に販売が集中してしまっている。そのため売る側も足元を見るような強気の値段付けをしているところもあるようだ。

■複数台のPCを買うのであれば、待つのも手
買い替え需要が収まると4月以降は販売数が一気に落ちて、値下がりする可能性も高い。実際に4月以降にどれくらい値下がりするかを予想するのは難しい、ひょっとしたら各社が生産数を調整して上手に販売計画を行えば、売れ残ったための値下げの可能性はほとんどないといった可能性もある。

次のパソコンの新製品投入シーズンは夏モデルで夏のボーナス時期になる。ただ、この頃には春モデルが底値になる。新製品にこだわらず、この頃まで待てるなら慌てて購入する必要はないだろう。消費税増税分以上に値段が下がっている可能性があるからだ。

■値段のあまり変わらないデジタル関連製品とは?
パソコンやタブレットといった本体は、販売から時間が経つと価格は下がる。この傾向は今後も変わらないだろう。たとえばこれは1997年に3%だった消費税が5%に上がった際も同様だった。

それでは、なかなか下がらないデジタル系商品の代表は何だろう? 実は周辺機器である。例えば、プリンターのインクは時間が経過しても値下がりすることは基本的にない。本体を安く売って、周辺機器で稼ぐというビジネスモデルができているためだ。ちなみにメーカー純正のインクのことで互換インクは別の話。むしろ互換インクを使用して修理が必要になった場合、実費修理となってしまい保証されないといったデメリットもある。

たとえば家庭用レーザープリンターのトナーなどは買っておいたほうがいい。タンデム機のトナーカートリッジ4本で一本5千円としても2万円になってしまう。一本で千枚近く印刷できるためトナーは長持ちするが、こうしたものもでできれば、まとめ買いをしておくと非常にお得だったりする。

いっぽうのインクジェットプリンターの場合、インクカートリッジ1色の値段は、それほど高いものではないが6色全部揃えるとなると4,000~5,000円はする。プリンター本体の買い替えに加えて、インクのまとめ買いもしておくというのはアリだ。

なお、顔料系インクの場合、長期間放置しておくと、撹拌されていたインクと顔料定着用の成分が分離してしまうことがあるので、1か月おきなど定期的にカートリッジをひっくり返すなどの対応をしておくといいだろう。染料・顔料問わずインクはカートリッジ交換時によく振ってから装着するのもおススメだ。ただし、インク交換後にヘッドクリーニングを行わないと振った時にできた気泡のために最初の印刷がかすれてしまうことがある点に注意。

デジタルカメラも特殊な製品だ。コンデジやデジイチの普及モデルの場合、将来確実に価格は下がり、新機種が登場するというサイクルはある。しかし一方で、ミラーラスや一眼レフカメラ用の交換レンズといったアクセサリー類はデジタル系製品の中でも、珍しく価格が変わらず、販売が長期間続く製品だ。さらに限定販売された商品にプレミアが付いて高騰するようなこともある。

消費税は2015年10月には10%になる。8%導入の状況を見てのことだろうが、その際にも駆け込み需要などが発生する可能性もあるので、今のうちにデジタルカメラ関連の貴重な本体や高値安定のアクセサリー類は買っておいて損はないだろう。

そしてWindows 8.1といったOS、ほかにもマイクロソフトのWordやExcel、PowerPoint、Photoshop Elements、Adobe Acrobatといったビジネス向けのソフトウェアは、年間を通してそう安くなることはないため、ソフトウエアを購入する予定があるなら、いまのうちに買っておくのはアリだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook

■デジ通の記事をもっと見る
・サポート終了のWindows XPからUbuntuへ移行することが必ずしもおススメできない理由
・値段優先で判断してはまだダメ! 4Kモニター選びの大事なポイント
・引っ越しソフトを無料配布! マイクロソフトがWindows XPからの移行ソフトを無償で提供
・無料で相談!日本マイクロソフトがWindows XPとOffice 2003の乗り換え窓口を開設
・原発に代わる代替エネルギーに向け盛り上がりを見せる太陽光発電の技術

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください