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経営層と従業員の自発的・継続的なコミュニケーションの実現を支援!日立ソリューションズ・クリエイト「従業員エンゲージメント育みサービス」記者発表会

ITライフハック / 2024年4月30日 16時40分

経営層と従業員の自発的・継続的なコミュニケーションの実現を支援!日立ソリューションズ・クリエイト「従業員エンゲージメント育みサービス」記者発表会


株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは、従業員エンゲージメント向上活動を支援するソリューションの第1弾として、経営層と従業員が自発的・継続的にコミュニケーションできる基盤となる「従業員エンゲージメント育みサービス」を開発し、2024年4月23日から販売を開始した。販売開始に合わせて同日、記者発表会が開催された。

■企業価値の重要な指標となる従業員エンゲージメントに注目
近年「人的資本経営」に向けた気運が高まり「人的資本の開示」の義務化が進む中、従業員エンゲージメントは企業価値を評価する指標として注目されている。従業員が会社の企業理念に共感し、企業の業績向上のため自発的に貢献したいと思う意欲のことを「従業員エンゲージメント」と言う。

その従業員エンゲージメントの向上には「企業理念の浸透」「企業と個人の目標やビジョンのすり合わせ」「コミュニケーションの活性化」などのアプローチが必要と言われている。しかし、日本は海外に比べて従業員のエンゲージメントが低く、その向上を図るにも、組織の規模が大きくなると企業理念などの浸透も容易ではない状況となっている。

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これまで日立ソリューションズ・クリエイトは、従業員の働きがいに着目し、さまざまな取り組みを実施してきた。その一環として2020年にはリモート環境で働く従業員が一体感をもって働くことを実現する「仮想オフィスサービス」を自社開発・自社利用し、2022年4月からは社外提供もしている。

自社利用・社外提供を通じて得られたユーザーの声から、「仮想オフィスサービス」が持つコミュニケーション機能が「従業員同士」の交流だけでなく「経営層と従業員」の交流を生み、結果として従業員エンゲージメント向上に効果があるとわかってきたという。

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従業員エンゲージメント向上活動を支援するソリューションの第1弾「従業員エンゲージメント育みサービス」は、前身とも言える「仮想オフィスサービス」でもあった従来の従業員同士の「コミュニケーションの活性化」に加え、従業員エンゲージメントの向上に必要な「企業理念の浸透」や「企業と個人の目標やビジョンのすり合わせ」の実現に向けて、「経営層と従業員」の継続的なコミュニケーションを支援する機能が新たに追加されたものとなっている。

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また、今後は従業員エンゲージメント向上活動を支援するソリューションとして、エンゲージメント状態を計測するサーベイなどの提供を検討しているそうだ。同社の社内での取り組みや「仮想オフィスサービス」の提供を通して得た知見を活かし、新しいサービスを提供していくことで、社会課題である従業員エンゲージメント向上に貢献いくことを目標としている。

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■「従業員エンゲージメント育みサービス」の4つの特長
1. 経営層からの気軽な発信を実現する「エンゲージメントスクエア」
「エンゲージメントスクエア」ではSNS のような感覚で誰もが気軽に発信し、誰もが気軽にリアクションや返信できる。経営層が方針に込めた思いなどを自分の言葉でつぶやくことができる上、従業員が自分の思いを直接経営層に伝えることができるため、「企業と個人の目標やビジョンのすり合わせ」の機会を増やすことにつながる。

また、社内イベントを行った後に「先日の社内イベントはいかがでしたか?」というようなトピックを提示することで、参加した従業員からさまざまな感想や反応を受け取ることもできる。こういった交流により、フラットな組織風土が構築され、経営層と従業員の本音で話しやすい環境に近づいていく。

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2. 組織の状態を把握できる「ダッシュボード」
「ダッシュボード」ではユーザー全体のログイン率や平均勤務時間、いいねの合計数などをデータで確認することができる。会社全体・組織ごとの状態も把握できるため、タイムリーなフォローや対応の検討が可能に活用できる。本音で話せる環境になっているか、活発な発言、交流が生まれているかを、この「ダッシュボード」によって確認可能。

3. 経営層と従業員をつなぐコンシェルジュ「執じぃ」
サービス上に設けたキャラクター「執じぃ」は、サービス利用者のコミュニケーションを促進するコンシェルジュとしてサポートしてくれる。経営層と従業員に会話のお題を提供してコミュニケーションを促したり、経営層の代わりに情報を伝えたり、意見を受け付けたりなど。

コミュニケーションを事務的・機械的なものではなく、キャラクターを介して人間味あるものとすることで、経営層と従業員のコミュニケーションの距離感を縮め、「企業理念の浸透」しやすい組織風土の醸成に役立つ。またキャラクターの存在がサービスへの親近感に影響し、サービスを利用した継続的なコミュニケーションにもつながっていくことを想定されている。

4. 従業員コミュニケーションの基盤「はぐくみスペース」
「はぐくみスペース」は、組織全体の「コミュニケーションの活性化」を支援する。このページでは、ログインユーザーの顔写真が本人の入力したコメントとともにランダム表示される。コメントにはほかのユーザーが返信やいいねなどのリアクションも可能なため、組織や職位、働く場所を越えた偶発的なコミュニケーション創出を支援する。

リモートで働く人、同じオフィスでも名前を知らない人なども含めて画面に表示されるため、お互いの存在の認識や人となり、意外な一面を知ることになる。そのため、横や斜めの人間関係のつながりのきっかけとなるとも言われている。

サービス画像(従業員エンゲージメント育みサービス_はぐくみスペース)

そのほかに、ユーザー同士でつながるフォロー/フォロワー機能や、飲み仲間、社内のサークル活動などの中で交流するコミュニティ機能も含まれている。

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「従業員エンゲージメント育みサービス」は2024年4月23日に販売開始し、6月10日より提供を開始する。また、同社は従業員エンゲージメント向上に向けた取り組みなどをまとめた特設サイト『働き方を「働きがい」に、 今と「みらい」をつなぐ MYワークスタイル・ラボ』を開設した。従業員エンゲージメントの向上を図りたい企業には、魅力的なサービスだ。
テクニカルライター 後藤響平

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