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回復ドライブやタブレットPCのストレージに向くKingstonのUSBメモリ「DataTraveler Micro 3.1」

ITライフハック / 2015年11月30日 17時30分

回復ドライブやタブレットPCのストレージに向くKingstonのUSBメモリ「DataTraveler Micro 3.1」

私事で恐縮だが、ようやっと重い腰を上げ、タブレットPCとスティックPCのOSをWindows 8.1からWindows 10へと無償アップグレードすることにした。その理由は、ネットをあちこちと見回ってみたところ、Windows 10へのアップグレードでトラブル報告がほとんどなくなってきたためだ。

無償アップグレードが開始された直後は、アップデート失敗、Windows 10へアップデートした後のWindows Updateで落ちてきたプログラムが原因で再起動を繰り返したというトラブル報告、さらに筆者のタブレットPCにはデジタイザーペンが付属しているのだがWindows 10にアップデートしてデジタイザーペンを使うとOSがクラッシュしてしまう、なんていう笑えない報告があった。

そこで、Windows 10へのアップグレードは、こうしたトラブル報告が減少するまで延期していたというわけだ。ということで筆者のWindowsタブレットおよびスティックPCをWindows 10へとアップグレードするついでにメインのデスクトップPCのWindows 8.1 Pro(32ビット版)もついでにWindows 10へとアップグレードすることにしたのである。

■トラブル時の回復ドライブ用にUSBメモリを購入
万が一のWindows 10へのアップグレード失敗を考慮して回復ドライブを作成するのに、手ごろなUSBメモリがなかったためKingstonのUSBメモリ「DataTraveler Micro 3.1」を購入した。理由はこれまで別記事などで紹介してきたようにKingstonのUSBメモリの性能には定評があること、Amazonで32GBモデルが2,000円ちょっとと手ごろな値段であること、USB3.1対応なので最近のPCでは標準となっているUSB3.1の10Gbps、USB3.0の最大4Gbpsの高速転送が生かせることだ。

■超小型一体成型のスタイリッシュなデザイン
2,000円ちょっとの価格で、質感の高いデザイン、そして公称ながら最大100Mバイト/秒の読み出し速度を誇るというのだから、良い時代になったものだ。ということでポチった翌日にはAmazonのお急ぎ便で「DataTravelr Micro 3.1」が到着。

シンプルなパッケージ

シンプルなパッケージ


              
パッケージは、非常にシンプル。本体がプラスチックケースに入れられ紙で挟んだシンプルなパッケージだ。必要十分といったところだ。さっそく取り出してみると質感が非常に高いのに驚かされる。2,000円程度で買えるUSBメモリとは思えないほど。シルバー本体にDataTraveler Micro 3.1を意味する「DT micro 3.1」(以下、DT micro 3.1)と容量32GBの文字がきざまれている。またコネクター部分はUSB3.1対応であることを示す青いコネクターとなっている。
        
「DT micro 3.1」と容量32GBの文字が見える

「DT micro 3.1」と容量32GBの文字が見える


       
USB3.1対応なのでコネクターが青い

USB3.1対応なのでコネクターが青い


                
■超小型なのでUSBハブやスティックPCに違和感なく収まる
最近のUSB関連機器でよく使うものに、ワイヤレスやBluetooth関連のUSBアダプターがある。こうしたワイヤレスマウスやキーボードといった機器用のワイヤレスアダプターは、非常にコンパクトになってきており、USBハブやPCのUSBポートに装着しても、出っ張っている部分が非常に少なくなっている。DT micro 3.1も、それに負けずとコンパクトなのでUSBハブやスティックPCのUSBポートに差しても、大きくはみ出すといったことはないのがうれしい。

スティックPCに装着した例

スティックPCに装着した例

ワイヤレスキーボードのアダプターの横にDT micro 3.1を差したところ

ワイヤレスキーボードのアダプターの横にDT micro 3.1を差したところ

■USB3.0の高速性はどうか? 実際にベンチマークを測ってみた
知っている人も多いと思うがUSB3.1の理論上の最大速度は10Gbpsとなっているが筆者の環境ではUSB3.0までしかない。そこでUSB3.0での速度を計測した。ベンチマークソフト「CrystalDiskMark3.0.3」を使い50MB/100MB/500MB/1000MB設定で計測した。メーカーの公称値は読み出しで100MB/秒とのことだが果たしてそこまでの速度が出ているか?

USB3.0ポートに接続した際の計測結果

USB3.0ポートに接続した際の計測結果

読み出し速度は110MB/秒を軽くオーバーし最大で117.5MB/秒となっており、公称値の100MB/秒を1割~1.7割ほどオーバーしており、メーカー公称値を超える速度が出ている。掛け値なしに満足できる性能であると言っていいだろう。

以上のようにDT micro 3.1は、小型でスタイリッシュ、そして満足できる性能、さらに市場価格が32GBモデルで2,000円ちょっとの手ごろな価格と、買って損のない製品であること言っていいだろう。

ちなみに容量は16GB、32GB、64GBの3種類、Kingstonの製品らしく5年間の製品保証および無償のテクニカル・サポート、そしてKingstonの高い信頼性もある。USB3.0/3.1対応環境があるなら、Windows回復ドライブ用だけでなく、外部ストレージとしての利用でも満足できるだろう。USB3.0対応のWindowsタブレットユーザーなどにもおススメしたい。

■DataTraveler Micro 3.1
■Kingston Technology

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