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ニコ生、ツイキャスを超えるか? 新たなライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」が始動

ITライフハック / 2015年12月10日 17時0分

ニコ生、ツイキャスを超えるか? 新たなライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」が始動

LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」 において、本日、ライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE(ラインライブ)」(以下、「LIVE」)を公開した。

■ネットでの番組配信やユーザー生放送の普及
近年、スマートフォンやタブレットなどスマートデバイスの普及や通信ネットワークの向上により、自分の好きな番組を録画・アーカイブ化して自分の好きな時間に視聴したり、オンデマンド形式で人気番組やドラマを視聴したり等、時間や場所を選ばず、気軽に様々な動画コンテンツを視聴できる環境が整ってきた。

動画視聴の方法が多様化し、視聴可能な時間が自由になった分、同じ番組を皆でリアルタイムに楽しんで、皆で盛り上がるという視聴体験の機会が失われつつある。ワールドカップやオリンピックといった大きなイベントでもない限り、家族がリビングに集まってテレビを囲むといった団らんも少なくなってきた。

このような状況の中、LINEでは2014年2月より試験的な取り組みとして、タレント・アーティストなどの著名人や企業の公式アカウントを通じてライブ映像を配信する機能「LINE LIVE CAST」を展開し、2015年5月に配信した「しょこたん でんぱ組 生放送」では230万以上のコメントを、同10月に配信した「めざましテレビPRESENTS T-SPOOK」では510万人以上の視聴者数を記録するなど多くのユーザーに利用してもらうことができ、かつ好評を得ていることから、この度サービスの機能・コンテンツラインナップ共に大幅に拡充し、新たに「LIVE」として提供を開始することとなった。

■国内5800万人のLINEユーザー向けへライブ配信
「LIVE」は、コミュニケーションアプリ「LINE」の保有する国内5800万人のスマートフォンユーザー基盤と高いアクティブ率、プッシュ通知機能の仕組みを活かしたライブ配信プラットフォームとなる。

コンセプトは“ LIVE is Real ”。時間や場所を選ばずリアルタイム(Real time)に、パッケージ化されていないリアリティー(Reality)のある情報・コンテンツを、LINEならではのつながり(Relationship)を活かすことで、”今、その瞬間”を楽しめるスマートフォンならではの視聴体験を実現する。

LIVE_2
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■スマホ時代の新たな情報流通ハブを目指す
このサービスでは、著名人・タレント、企業、個人など様々な主体によるライブ配信形式の映像・番組を、「LIVE」公式アカウント(LINE ID:@linelivecast、登録者数:約1000万人)やタレント・アーティスト・企業の公式アカウント、スマートフォンアプリ、Webブラウザなどを通じて配信し、「LINE」のプッシュ通知機能によりその場で集客、さらに配信者と視聴者が直接コミュニケーションできる機会を提供することにより、皆で同じ番組を、リアルタイムで同時に楽しみ、盛り上がる視聴体験の機会を再復興するとともに、ライブ映像を通じて人と人、人と情報・コンテンツを繋ぐスマートフォン時代の新たな情報流通ハブとなることを目指す。

LIVE サービスの特長は以下、

1.リアルタイムで配信される番組
「LIVE」は、毎日様々なライブ映像・番組を配信するライブ配信プラットフォームです。「LIVE」公式アカウントやタレント・アーティスト・企業の公式アカウントと連動し、ユーザーが日ごろ利用している「LINE」アプリからプッシュで番組情報が届くため、アカウント登録しているユーザーはリアルタイムで映像・番組を見ることができる。

また、当日放送される番組情報一覧は「LIVE」公式アカウントから毎日ダイジェスト形式で配信されるため、お気に入りの番組を気軽にチェックすることも可能。

なお、サービス開始当初は試験期間として、スマートフォンの利用率が高い11時前後~14時、18時~24時前後に限定して番組を配信。

2.多種多様な映像コンテンツを配信
アーティストのライブ前の様子やスポーツ選手の試合以外のプライベート映像といった、普段見ることができない著名人のリアルな情報を個人配信形式で届ける「公式パーソナルライブ」や、イベント・劇場・TV/ラジオ番組・スポーツなど様々なコンテンツ・プロバイダー(CP)との連携/協業による「公式番組」など多種多様な映像・番組を配信。

3.多人数による同時コミュニケーション
「LIVE」では、「LIVE」公式アカウントだけでなく、スマートフォンアプリ(iOS/Android)やWebブラウザ(PC・スマートフォン対応)からも視聴できる。アプリではその日配信される番組表を確認できるほか、視聴中に他のユーザーから投稿されたメッセージを見ることができ、多人数でのコミュニケーションを楽しむことが可能だ。また、配信された番組はアーカイブで後から視聴することも可能。

■当初は公式パーソナルライブの配信を予定
100名を超えるアーティスト・タレントが公式パーソナルライブの配信を予定している。

LIVE_3

サービス開始当初は著名人・アーティスト個人による映像配信が主体となっているが、2016年早々に一般個人による配信も可能になる予定である。なお、公式番組は以下

■公式番組(一部)
イベント・劇場 × LIVE
「東京ガールズコレクション」や「原宿駅前ステージ」などイベントや劇場の様子をそのままお届け。

エンターテインメント × LIVE
「スペースシャワーTV」などの音楽チャンネルや「秘密結社鷹の爪」などの番組と連動したコンテンツを配信。

放送(TV・ラジオ)× LIVE
放送前の会場から事前番組やMC・ゲストの収録の裏側の様子を配信。

LIVE_4

LIVEオリジナル
さしめし:芸能人のお忍びランチトーク。MCとゲストがランチを食べながら1対1で語り合うトーク番組。

NEXT STAR:あらゆるジャンルのオーディションを開催するソーシャルスター発掘のオーディション番組。

なお、LINEでは、スマートフォンの普及拡大およびアプリ市場の成熟化に伴い、「LINE」の豊富なユーザー基盤と高いアクティブ率を土台に、あらゆる人や情報・サービスを「アカウント」を軸として繋げていくプラットフォーム戦略を推進している。アカウントを通じた情報配信の仕組みとして、今回ライブ映像配信機能を追加することにより、スマートフォンならではのリアルタイム性を活かした、よりリッチなユーザー体験を提供するプラットフォームへと進化することを目指して行くという。

また、エンターテインメント領域においては、アーティスト・タレント・モデルなど現在約600名が公式アカウントを開設しており、これまで提供している著名人向けブログサービス「LINE BLOG」、定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」に加え、今回開始する「LIVE」を通じ、今後、アカウント内での映像配信や広告、物販、プロモーションなどの仕組みを強化していくことにより、「アーティストバリューチェーン」としての取り組みを推進していく。

■平和で安全なユーザー生放送を目指して欲しい
Ustream Asiaが撤退し、ニコニコ生放送、ツイキャスといったライブ配信が軸となっている現在のライブ配信環境で、大量に抱えるLINEユーザーたちにスムーズに受け入れてもらえるのかといった不安を乗り越えられるか、そして、個人ユーザーがライブ配信をした際の荒らし行為、誹謗中傷コメントといったことへの毅然とした対応といったユーザーへのフォローといったことにも期待したい。

■LINE LIVE アプリ概要
対応端末:iPhone/Android
対応言語:日本語
サービス地域:日本
サービス開始日:2015年12月10日
価格:ダウンロード無料
開発・運営:LINE株式会社
著作権表記:(C)LINE Corporation

■LINE LIVE(App Store)
■LINE LIVE(Google Play)
■LINE LIVE(Webブラウザ版)

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