日本初、高校生活動・大会サポート活動に参加した高校生にNFTを配布!「ポカリスエット インハイNFT」ラウンドテーブル
ITライフハック / 2024年7月19日 21時30分
大塚製薬株式会社は、特別協賛している令和6年度全国高等学校総合体育大会「北部九州総体 2024」(以下「インターハイ」)において、高校生活動推進委員や大会サポート活動に参加した高校生を対象に、『ポカリスエット インハイNFT』を2024年7月21日(日)より発行する。発行に先立ち、7月17日(水)、報道関係者向けにラウンドテーブルを実施した。
■夢や目標など未来に向かって汗する中高生を応援してきたポカリスエット
ラウンドテーブルでは、同社 ニュートラシューティカルズ事業部 宣伝部の上野隆信氏、嶋田多江子氏より、「ポカリスエット インハイNFT」の詳細に加え、これまでのポカリスエットの高校生支援やNFT付与施策についての説明が行われた。
大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部 宣伝部の上野隆信氏、嶋田多江子氏
ポカリスエットはこれまで夢や目標など未来に向かって汗する中高生を応援してきた。中高生とコミュニケーションを行う際に同社が重視してきたことは、学生たちの可能性を信じる姿勢と信頼を生み出す長期的視点だ。
中高生の可能性を信じ、前向きな"汗"を応援するというブランド姿勢を発信し続けることで、学生たちのそばに寄り添える存在となる、そしてブランドに対する思いが醸成され絆が生まれることを、同社は目標としている。
大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部 宣伝部の嶋田多江子氏
これまで、同社はインターハイ、全国中学校体育大会、春高バレー、ダンススタジアム、全日本中学校高等学校チアリーリング選手権大会など、あらゆる中高生が出場する大会をサポートしてきた。
また、2018年には同社主催で学生参加型の夏のポカリスエットCM撮影を実施。4000名を超える学生たちが、その日出会い、仲間とともに踊り、CM撮影を成し遂げることで「自分はきっと想像以上だ」「潜在能力を引き出せ」というメッセージを学生たちが体験できたという。
さらに、スポーツやダンスだけでなく、他の分野においても高校生の"汗"を応援する施策がある。2018年にポカリスエットCM撮影現場での撮影を担う高校生カメラマンを公募。また、2022年春からは「ポカリ写真部」という名のもと、SNS上で学生が自分たちの写真を発信共有するコミュニケーションを開始した。部員の高校生に対して、協賛している様々な全国大会に報道カメラマンとして参加できる機会を提供し、高校生カメラマンたちはプロのカメラマンに混ざり、プロ顔負けの、そして彼らにしか撮れない写真を撮影してもらったとのこと。
■汗を可能性に変えるデジタル証明書「ポカリスエット インハイNFT」
「ポカリスエット インハイNFT」は、ポカリスエットが取り組んでいる「インハイエールプロジェクト」の一環。インハイエールプロジェクトとは、インターハイという晴れの舞台へ臨む高校生の選手、そしてその大会を支える高校生、部活を頑張る全ての高校生へ様々な形でポカリセットからエールを届ける取り組みとなっている。大会をサポートしているポカリスエットは、この日本最大の高校スポーツの祭典にまつわるすべての高校生が持つ可能性を信じている、とアピールした。
インハイエールプロジェクトの第1弾としては、みんなの声を届ける「ポカリスエット "エールコップ "」が行われた。第2弾としては"努力の軌跡"を切り取ったムービー&ポスター「あの場所は見てる」篇が公開された。そして、インハイエールプロジェクトの一環として、大会を支えてくれている高校生に対してもエールを送りたい、という思いから第3弾となる「ポカリスエット インハイNFT」を始動した。
「ポカリスエット インハイNFT」は、大会を支える高校生に対してデジタル技術を活用してエールを送る日本初の取り組みだ。「日本初」というのは、いわゆるボランティア活動に参加した高校生に対して、民間企業が唯一無二の証明としてNFTの発行配布を行うことが日本初であるということで定義されている。
NFTが提供されるのは、高校生活動に参加した学生と大会サポート活動に参加した学生。高校生活動はインターハイ開催の約2年前から始動していて、 学生たちが大会の成功に向けて広報活動エリアで広報活動を行うことやおもてなしの心で体験する方々を迎えるための準備をしている。大会サポート活動の学生は、大会期間中に選手への給水や大会進行の補助、観覧者の誘導など様々な形で大会支援を行っている。
出場した選手たち以外にも、その大会を支え、汗を流した学生たちにも活動を何か形に残すことはできないか、そう考えてたどり着いたのが今回のNFTの配布だという。
高校生活動と大会サポート活動に参加された学生にはステッカーが配布される。そのステッカーの二次元コードを読み取ると、大塚製薬公式NFTプロジェクトのLINEアカウントに遷移する。LINE認証を許可し、このアカウントを友達追加することによりNFTを受け取ることができる。
■NFTが持つ情緒的価値と機能的価値が発揮される
同社は、これまで多くの中高生を応援してきたが、その活動に加えて中高生1人1人にLINEを通じてコミュニケーションが、オンライン、オフライン問わずチャンネル横断でユーザーの行動を可視化することができるため、より深い体験によりブランドエンゲージメントを高められると説明した。
また、NFTが持つ価値として、情緒的価値と機能的価値の2つの価値が挙げられた。情緒的価値は繋がりを生むことであり、一つはLINE上で会員ウォレットによってブランドであるポカリスエットと高校生との繋がりを作ることができること。二つ目は、参加した学生同士の繋がりができること。同じ場所で同じ汗を流したもの同士が持つことができるNFTであり、そのNFTのデザインも、無限の繋がりをテーマにしたデザインとなっている。NFTの保有者限定のコミュニティで、高校生同士がメッセージを送り合うこともできる。
機能的価値に関しては、NFTの認証機能を活用して、NFT保有者のみの限定特典としてメッセージ動画を閲覧できる機能がある。証明書としての機能もあり、NFTとオープンバッジ(希望者に配布される世界共通の国際標準規格に沿ったデジタル証明)両方の機能で経験のデジタル証明をすることができる。
NFTを通じて、参加高校生の絆づくりや未来への可能性を広げる企画であるだけに、今後の展開が楽しみでならない。
テクニカルライター 後藤 響平氏
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