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研究開発への想いに迫る動画が熱い!第一三共ヘルスケア「ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ」の特長と開発秘話

ITライフハック / 2024年11月8日 22時30分

研究開発への想いに迫る動画が熱い!第一三共ヘルスケア「ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ」の特長と開発秘話


第一三共ヘルスケアの「ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ」は、速効性とすぐれた効きめが特長の解熱鎮痛薬だ。有名な薬であるだけに、読者の中にはお世話になった人も多いだろう。筆者にとっては身近な薬であるだけに、「なぜ、速くよく効くのか」「なぜ、胃にやさしいのか」などの疑問がたくさんある。これらの疑問を解決してくれる動画がYouTubeにアップされている。研究開発力と製薬への想いに迫る熱い動画なので、ここで紹介しよう。

■「ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ」の特長と開発秘話が明らかに
第一三共ヘルスケアは、さまざまな種類の動画をYouTubeに掲載している。ここで紹介するのは、同社が研究開発にかける想いを語る動画シリーズ「Medi Theater(メディシアター)」だ。

【動画】
ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ STORY|第一三共ヘルスケア

YouTube:https://youtu.be/R5r8HQO0NEA

第一話は鎮痛薬などでおなじみ、「ロキソニン」の内服薬。「速く効くって本当?」「胃への負担は?」などの疑問を、第一三共品川研究開発センターの製剤研究チームに所属する研究リーダー加茂さんと研究員の関さんのお二人が解決する。

Q:ロキソニンはどうやって作られるの?
加茂さんの解説によると、まず薬の候補となる「成分の組み合わせ」を選定し、成分に見合った「製造方法」や「添加剤」を見い出し、薬の形にしていく。次に粉末の原料を加工で扱いやすいように均一の粒状にする。その後、「打錠機」で粉を「剤状の形」にしていく。これは「臼と杵」を高速で回転させながら動かし、「非常に強い圧力」で粉を圧縮し、錠剤の形に固める作業だ。次に「コーティング機」を使って、薬が崩れないように、まわりに「薄いフィルム状のコーティング」をかけていく※。
ここまでで、薬を作る過程はいったん終了となり、この跡は製品化するための品質試験をおこなう。
※ロキソニンS・ロキソニンSクイックは除く

加茂さんによれば、製薬に携わるときはいつも「薬を必要としている人たち」や「具体的な症状・状況」を思い浮かべながら取り組んでいるとのこと。
関さんも、飲む人のことを考えて「飲みやすい薬」や「使いやすさ」にもこだわって尽くすことを心がけているという。

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Q:ロキソニンは胃に負担がかかりますか?
関さんによると、ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズの主成分である「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は「プロドラッグ」と言われ、体内で代謝され、「薬の構造が変化してから」活性化する設計となっている。口から体内に入り胃を通過し腸に到達するまでは胃粘膜を刺激しにくい「未変化体」の構造だが、腸に到達して体内に吸収され肝臓で代謝を受けることで、本来の効果を発揮する「活性型」に変化する。これにより、胃に与える影響は最小限にしながら、効果をしっかりと発揮することができる。

さらに「ロキソニンSプラス」には制酸剤の酸化マグネシウム、「ロキソニンSクイック」「ロキソニンSプレミアム」「ロキソニンSプレミアムファイン」にはよく胃薬などに配合されるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを配合している。どちらも胃にやさしい成分だ。

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これを実証するために動画では、酸性で赤く発色する試験液を混ぜた酸性の液体を、ビーカーに用意した。胃にたとえると、胃酸が多く分泌され酸性度が高くなり、「胃粘膜への負担が強くなっている状態」だ。

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ここに「ロキソニンSプラス」に含まれる酸化マグネシウムを投入すると、黄色に変化する。これは酸が中和されたことを表し、胃にたとえると、出過ぎた胃酸を中和することで「胃粘膜への負担が緩和された状態」になることを意味する。
この実験動画により、ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズが胃への負担を減らすために工夫されていることが理解できる。

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Q:ロキソプロフェンって本当に速やかに効果が現れるの?
加茂さんによれば、ロキソプロフェンは短時間で血中に移行するため、「効果が速く現れる」特長のある成分とのこと。また「ロキソニンSクイック」はロキソニン解熱鎮痛薬シリーズで、「錠剤が最も速く崩れる設計」になっている。

具体的には、同社独自の技術「クイックブレイク製法」を採用しており、錠剤内部への水の浸透を促進することで、錠剤がすばやく崩壊する。二種類の錠剤を同じ時間水につけて比較すると、その違いは一目瞭然だ。

また「ロキソニンSクイック」には、眠くなる成分(※鎮静成分等)を配合していないので、受験生にもおすすめとのこと。痛みに負けず受験勉強を続けることができる。

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Q:なぜ第一三共ヘルスケアで薬を作る仕事を選んだ?
関さんが答えた。関さんは学生の時からロキソニンに助けられてきており、それが同社を知るきっかけとなった。「ものづくりで色々な人を幸せに」できたらいいなと思っていたことから、それが実現できる会社だった。

関さんによると、大学院は薬学部だが、その前は工学を先行していたとのこと。同社は薬学出身の社員もたくさんいるが、それ以外を先行していた人もたくさんいるという。
加茂さんによると、幅広い専攻の人たちが活躍している研究部門だという。

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Q:数ある企業から第一三共ヘルスケアを選んだ決め手は?
関さんによれば、人が優しく温かい会社だと思ったのが決め手の一つになった。それに加え、エビデンス・ベースド(科学的根拠)という考え方に共感できたのも大きかった。これは「エビデンスに基づいてものづくりをしていこう」という考え方だが、きちんと根拠を持って誠実にものづくりをしていくというものだ。
関さんは「私も誠実なものづくりをしたいと思い、この会社を選びました」と、動画で語っている。

一方の加茂さんは、グループ会社から転籍して、同社で働くことになったという。前職で同社の製品に関わった際に、同社の人たちと関わることがあり、「それぞれの顔がわかる仕事だな」と思い、「どういう人たちと仕事をしているのかがわかる、どういう人たちがどういった思いで仕事をしているのかが伝わってくる会社だと思った」というのが、同社で仕事をするきっかけとなった。

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Q:この会社で将来成し遂げたいことは?
関さんは「ものづくりでたくさんの人を幸せにしたい」とのこと。「生活する中で気づいていないこと、当たり前だと思って見過ごしている不調や不便さなどを、製剤研究を通じて一つでも多く解消していき、一人でも多くの人を笑顔にできたらいいなと思っています」と語った。

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一方加茂さんは『「10年先、20年先何が必要とされるか」というところにも目を向けて研究を進めてまして、生活者の方々が誰も気づかれていないような新しい価値をどのように見出していくかというところと。当たり前の勝ちを適切に世の中に出していくことにも意義を感じています。

いい薬をいい技術で世の中に送り届けて、それを手にした生活者の方たちに喜んでもらえる。それがモチベーションにつながり、さらに新しい価値の創出につながっていく。どういう循環を描けるような研究所になっていけば面白いかなと思っています』と語った。

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<第一三共ヘルスケア「ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ」>

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※ ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズは、いずれも第1類医薬品です。これらの医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。アレルギー体質の方は、必ずご相談ください。
※「ロキソニン」は、第一三共株式会社の登録商標です。

第一三共ヘルスケアのコーポレートスローガンは「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」だ。動画の最後は、「たった一度の人生 1秒だってあなたにとっては大切な瞬間。大切な瞬間を、誰もが自分らしく健やかに過ごせますように」とのメッセージで締めくくられ、これまで培ってきた研究開発力を活かし、未来を切り拓いていくとしている。ここで紹介した動画以外にも開発者の熱い動画がアップされているので、同社の持つ技術や製品に関わる研究が気になった人はそれらの動画を視聴するとよいだろう。

■第一三共ヘルスケア株式会社
■ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ

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