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年間6.4万円も通信費を削減!丸山晴美さん、スマホの「替え活」セミナーを体験

ITライフハック / 2014年3月27日 9時0分

年間6.4万円も通信費を削減!丸山晴美さん、スマホの「替え活」セミナーを体験

2014年4月1日から消費税が8%に上がる。これによって食費や光熱費、通信費といった基本的な生活費などの公共料金が軒並み上がり、家計の負担は一層厳しくなることが予想されている。さらに2015年10月には消費税が10%まで上がる予定になっており、各家庭では、いかに家計を見直し、生活費を節約できるかが、これからの生活に重要な課題になっている。

生活費の節約で工夫次第で何とかできそうなのが「固定費」だ。「生活水準を落としたくない」のであれば固定費を見直すという手がありそうだ。

このように4月からの増税による家計の負担増加に悩む主婦を対象に、株式会社キャリア・マムは、節約アドバイザーとして活躍する丸山晴美さんによる「主婦向けスマホの替え活」セミナーを開催した。

ここ数年にスマホの普及で家庭における通信費の割合は年々大きなものとなっている。今回のセミナーは、代替サービスによる「替え活」による固定費削減を提案するもの。特に、近年特に家計の負担となりつつある携帯電話料金に注目し、スマートフォンにおける代替サービスを利用した固定費削減術をレクチャーしていただいたので紹介しよう。

■増税に負けない賢い家計の見直し術
みずほ総研の試算では、4月からの増税で年収400~500万円の世帯では7万8,869円、500~600万円の世帯では8万7,591円の税負担となるという。さらにサラリーマンの厚生年金も上がる。そして2015年10月には消費税率10%化を控える中、各家庭では、いかに家計を見直し生活費を節約できるかが重要だ。

家計の見直し方について「大切なのは、メリハリを持たせた消費行動。出すところは出す、抑えるところは抑えることです。」と丸山さん。

丸山さんによると、夢計画リストを作成するとよいそうだ。
具体的には、下記の通り

・頭の中にあるやるべきこと、やりたいことを思いつく限り紙に書き出す
・それぞれに優先順位を付ける
・いつ、いくらかかるか
・どこから、どのように捻出するか

また、お金は仕組み作りが大切とのこと。「日ごろどのようなお金の使い方をしているのか。」「お金の流れを把握できているか。」「どんな節約をするのが効果的であるのか」をよく考える。丸山さんいわく、まずはムダを見つけだすことが必要だというのである。

さらに、レシートチェックでムダに気付くこともあるそうだ。具体的には、1か月分のレシートを集めて、必要度に応じて○、△、×の印を付ける。
○=必要なもので安く買えたもの、最後まで無駄なく使いきれたもの、必要経費など
△=必要なものだけれど、買い方使い方などによっては安くなったもの、公共料金など
×=ムダ
ズボラな性格の筆者を見たのか丸山さんは、シンプルな家計管理術を紹介してくれた。月の手取り収入から下記を引いたものが、その月に使える生活費となる。この生活費をやりくり(節約)してお金を貯めるというのだ。

・固定費の合計(家賃、住宅ローン、新聞代、習い事など)
・公共料金の予算の合計
・積立貯金の合計
・他、保険料など

食費の節約については、下記のアドバイスを頂戴した。
・外食は自炊の5倍と心得えて、できるだけ自炊をする
・空腹時を避けて1人で予算を持ってお買い物へ行く
・お買い物をレジャー代わりにしない
・炊飯器のタイマーをセット
・最後まで無駄なく使い切るために小分けや計画性を持つ
・週一回は冷蔵庫の整理整頓をする
・使い切りたい食材をキーにする

丸山さんの話を聞いているだけで、実際にできそうな気がしてきた。
また上手な買い物方法として、次の6つのPOINTをあげてくれた。
POINT1:これを手に入れることで、どれだけの便利や効果が期待できるのか?節約
につながるのか?どれだけ必要度が高いのか?
POINT2:家にあるもので代用できないのか?
POINT3:本当にこれがなければダメなのか?
POINT4:売り文句に惑わされていないか?(一生ものは本当に一生もの?最後の一着?)
POINT5:1週間後も同じ気持ちか?(即決はしない)
POINT6:長期に渡って使えるか?買った後のメンテナンスや修理などはどうなっているか?
節約アドバイザー丸山晴美さん

節約アドバイザー丸山晴美さん

■既存のスマホでも替え活はできる
大事なことなので繰り返すが生活費の節約で注目すべきは「固定費」。家庭にとって毎月かかる費用だからその分、削れるほど効果が高い。こうした状況を踏まえ、主婦の方が既存のスマホでも替え活は可能だという。

具体的には、公衆無線LANや格安SIMの利用で通信料を抑え、音声通話アプリで通話料を削減、SMSは無料のチャットアプリに置き換えるなど、有効なサービスの組み合わせにより携帯電話の墓本使用料を節約することができるという。これは納得。
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ワークショップでは、セミナーに集まった主婦の方に、実際にスマートフォンの基本機能に置き換わる、チャットアプリ、通話アプリやSIMカード、Wi-Fiを活用した「替え活」を体験する時間が設けられ、わからないことがあれば、その場で丸山さんやスタッフに疑問点をぶつけることができた。

通話料を節約する代替えサービスの一例として、NTTコミュニケーションズが提供するIP電話「050 plus」を体験できるとのことだったので筆者も「050 plus」を試してみたが、通常の電話とほとんど変わらない高音質に驚いた。
「替え活」を体験するワークショップの様子

「替え活」を体験するワークショップの様子

丸山さんによる「替え活 シミュレーション」では、通信と通話、SMS・メールを見直すことで、年間6万4,056円、3年で19万2,168円、5年なら32万280円もお得になる。4人家族の場合、1年間で25万6,224円もの節約が可能というわけだ。
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以上のように、スマートフォンの基本機能に置き換わる、チャットアプリ、通話アプリやSIMカード、Wi-Fiを活用した「替え活」を利用すれば、生活水準を落とさずにスマホの固定費を抑えられる。これを読んで替え活の効果を実際に試したいと思ったなら、本記事を参考に固定費の削減に挑戦してみよう。

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