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MMD研究所、「2016年4月格安SIMサービス通信速度調査」を実施

ITライフハック / 2016年4月22日 13時0分

MMD研究所、「2016年4月格安SIMサービス通信速度調査」を実施

MMD研究所は、「2016年4月格安SIMサービス通信速度調査」を実施し、その結果を公表した。調査は、2016年3月18日に同研究所から発表した「格安SIMサービスの利用動向調査」より、格安SIMサービスシェア上位10サービスにて実施した。

■調査対象格安SIMサービス
1. OCN モバイル ONE
2. 楽天モバイル
3. IIJ mio
4. BIGLOBE SIM
5. mineo(docomo、au)
6. DMM mobile
7. Nifmo
8. FREETEL SIM
9. UQ mobile
10. U-mobile

全国主要5都市の調査結果について5都市のダウンロード速度を箱ひげ図でみていくと、中央値が高かったのは、FREETEL SIMで13.9Mbps、次いでUQmobileが8.2Mbps、楽天モバイル7.4Mbpsが上位となった。箱の高さ(75%値)に着目すると、UQmobileが20.5Mbpsで最も高く、mineo(au)が16.8Mbps、FREETEL SIMが16.6Mbps、IIJ mioが14.3Mbpsで続いた。

中央値、箱の高さが高い5社の中で、速度の安定性の目安となる箱の長さ(箱の長さが短いほど速度の振れ幅が少ない)を見てみると、FREETEL SIM、楽天モバイルの2社が、箱が短くなっており、相対的に速度が安定していた結果といえる。

なお、従来の計測方法である平均値の速度結果について、ダウンロード速度はUQmobileが15.8Mbpsで最も速く、次いでFREETEL SIMが12.5Mbps、mineo(au)が10.6Mbpsで続いた。
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東京・恵比寿の当研究所事務所内にて、9時~10時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯で調査結果について、対象格安SIM全体の平均ダウンロード速度について、朝、昼、夕でそれぞれ見ていくと、朝の時間帯については、全体の平均ダウンロード速度は16.4Mbpsだった。トラフィックが集中するといわれている12時~13時の時間帯は顕著に速度が低下し、調査対象格安SIM全体の平均ダウンロード速度は2.7Mbpsだった。

お昼の時間帯においても、通信速度の低下の影響が少なったのはFREETEL SIM、楽天モバイルで平均ダウンロード速度はそれぞれ、11.8Mbps、8.5Mbpsだった。17時~18時の時間帯はお昼の時間帯よりは速度が回復し、全体の平均ダウンロード速度は13.7Mbpsだった。

全国主要5都市の調査結果同様に箱ひげ図で中央値、箱の長さを中心に見ていくと、高速通信が比較的安定しているのが、FREETEL SIM、楽天モバイル。バラつきはあるが、ダウンロード速度が速いのがUQmobile、NifMoといった結果が見える。
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■2016年4月格安SIMサービス通信速度調査

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