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あれ、安くなった? 消費税8%化で税込みから税抜き表示に変更! アップルの価格改定【デジ通】

ITライフハック / 2014年4月2日 13時0分

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アップルは、税込み表示だったハードウェアの価格表示を税抜き表記に変更し、各製品の価格を改定した。2014年4月1日からの消費税8%への対応の一環で、価格表示だけ見ると従来より安くなったように見える。しかし、税抜きの本体価格は従来とほぼ変わらない価格で、総支払額は増税分の3%が加わった形になるため実質的には値上げとなる点に注意。

日本の値段付けは、例えば10万円程度で販売したい商品ならきっちり100,000円にせず、99,800円など10万円を切るようにして販売する習慣がある。わずか200円しか変わらないが、それでも安く感じるためだ。キリの良い数字より、あえてこのような価格に設定するほうが売れるのだから、人の心理とは不思議なものである。

そして今までアップルは日本における自社製品の価格を、税込みでこのようなお得に感じられる価格に設定していた。たとえば「99,800円(税込み)」といった感じだ。しかし今回、消費税が8%に上がることに合わせて、”税抜き価格”に変更し、なおかつ先述したお得感を出す値段に改定された。

例えば、MacBook Air最小構成モデルの場合、従来は5%の消費税込みで98,800円だったが、4月1日からは税抜きで93,800円になる。8%の税込み価格は101,304円。一見高いのか安いのかわかりにくいが、消費税増税分をほぼ反映した価格だ。

従来の税抜き価格は94,095円だったが、新価格は93,800円で295円値下げされている。従来の本体価格内には5%の消費税4,705円が含まれていたが、8%では7,504円が本体価格に上乗せされ、2,799円増税となる。
総額での価格差は2,504円のプラスとなり値上げされているのがわかる。

税抜きでの価格はモデルごとに異なるため、値下がりとなるモデルも値上がりとなるモデルもある。本体価格自体はお得感を感じられる数百円前後の改定となっている。しかし、総額での支払金額は、やはり同じ商品なのに3月までと比べて多くなっているのだ。

従来は総額での支払いで安さを感じられる価格に設定されていたが、今後は総額での支払いは安さを感じられない価格になる。これは何もMacだけでに限った値段ではなく、iPhoneやiPadや各種アクセサリー類などを含めたアップル製品全てにおける価格において、そうなっている。

その一方で、ソフトウェア販売のAppストアであるが、こちらは従来と同様の消費税込みの価格で価格は維持され、実質値下げとなっている。増税前も増税後も、同じ価格ということで、Appストアでのアプリの購入に関しては、4月以降がお得だということは知っておくといいだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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