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軽快動作でビジネスを強力サポート! ASUSの「ASUSPRO P2420LA」SSD搭載モデル

ITライフハック / 2016年11月29日 17時0分

軽快動作でビジネスを強力サポート! ASUSの「ASUSPRO P2420LA」SSD搭載モデル


先日、ASUSのノートパソコンで法人向け専用モデル「ASUSPRO P2420LA」シリーズを紹介した。同シリーズは、3モデルがラインアップされており、OSにWindows 10 Pro(64ビット)を搭載し、ストレージとして1TバイトのHDDを搭載する「P2420LA-WO0687R」、OSにWindows 10 Home(64ビット)を搭載し、ストレージとして128GバイトのSSDを搭載する「P2420LA-WO0691T」、そしてOSレスの「P2420LA-WO0254D」であるといったことをお伝えした。

いずれの製品も、ASUSの正規代理店であるテックウィンドのチャネルを通じて販売される。


さて前回はP2420LA-WO0687R(税別:66,800円、以下、WO0687R)を紹介したので、それよりも実売価格で12,000円ほど安い実売54,800円のP2420LA-WO0691T(以下、WO0691T)を紹介しよう。

■上位モデルと同じ高級感漂うデザイン
WO0687RとWO0691Tは、見ただけではその違いがわからないほどだ。3モデル共通の部分が、この本体デザインといっていいだろう。古くからあるクラムシェル型で、“いかにもノートPC”といったデザインだ。

さらに実売54,800円のノートPCとは思えないほど質感が高い仕上がりになっている。液晶裏の天板および、キーボードのパームレスト部分にヘアライン加工が施されており、本体カラーのつや消しブラックと相まって高級感を感じさせるデザインだ。

こちらは天板部分、つや消しブラックにヘアライン加工で高級感漂う仕上がりとなっている。

サイズと重さもWO0687Rと共通で340(幅)mm×241(奥行き)mm×26.3(高さ)mmで重さは約1.995kgだ。

液晶ディスプレイのサイズは14インチで解像度は1,366×768ドット(WXGA)。本体側面に搭載しているHDMIおよびアナログRGBを使うことで最大1,920×1,200ドットで外部出力が可能となっている。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 5500を利用する。

キーボードは88キーの日本語キーボードでアイソレーションタイプとなっている。このタイプのキーボードは、構造上ストロークが浅めになってしまうため薄っぺらな感じがすることがあるのだが、本製品に関しては、快適だと感じた。ポインティングデバイスはスライドパッドである(マルチタッチ対応)。

キーボードは日本語88キー、スライドパッドはマルチタッチ対応。

WO0687RとCPUは同じだが、OSとメモリー搭載量が異なる。


■OSとハードウェアに違い
搭載しているCPUは、3製品ともBroadwell世代(第5世代)となるIntel Core i3 5005Uだ。Core iの冠を抱いているのは伊達ではなく、Windows 10をサクサクと動かせるだけの性能は持っている。

3モデルの違いとしては、OSとストレージ、メモリー搭載量の違いがある。WO0687Rは、Windows 10 Pro(64ビット版)を搭載、ストレージとして1TバイトのHDD(2.5インチ)、メモリーは8Gバイトを積んでいる。

いっぽうWO0691Tは、ストレージが128GバイトのSSDでメモリーは4Gバイトを積む。Windows 10は64ビット版のHomeとなっている。64ビット版なので4Gバイトを余すことなく利用できる(32ビット版では4Gバイトをフルに使えない)。

128GバイトのSSDは、初期状態で97.5Gバイトが空きとなっており、ビジネスソフトなどをインストールし、データ類はネットワーク上で共有するような使い方であれば、容量不足にすぐに陥るといったことはないだろう。なお、メモリー増設やストレージの交換はサポートしていないので注意が必要だ。

セットアップ直後は97.5Gバイトの空き

■快速起動でストレスフリー
本製品、セットアップが完了してから、ストップウォッチを用いた手動による計測(計測5回の中間値)ではあるが、Windows 10が起動してログイン画面が表示されるまで、およそ10秒弱、これに指紋認証を使ってログインしてデスクトップ画面が表示されるまで、およそ3秒弱となっており、ストレスフリーでOSが起動してくる。SSDの恩恵はかなり大きいと言えるだろう。

■十分な数のインターフェイスと光学ドライブにDVDスーパーマルチドライブを搭載
搭載しているインターフェイス類は、ディスプレイ向けとしてHDMIとアナログRGBが各1ポート、拡張用としてUSB3.0×3、USB2.0×1、さらに有線LANのギガビットLAN×1となっている。ワイヤレスに関しては無線LANがIEEE802.11a/b/g/n/ac対応、Bluetooth は4.0対応だ。

光学ドライブはDVDスーパーマルチを積む。ほぼ2層メディア含めたDVD関連の記録メディアの読み書きが可能なので、過去の資産などを無駄にすることもないだろう。

本体右側にスリムタイプのDVDスーパーマルチを搭載している。

WO0687R同様にWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載する。また、液晶ディスプレイ上部に30万画素のカメラを搭載するので内蔵マイクを使ったSkypeなどのカメラ通話も可能だ。ほかにSDXC対応のメモリーカードリーダー/ライターも搭載する。

中央部分が30万画素のカメラ、モノクロマイクも内蔵。

バッテリーは6700mAh(10.6V)と大容量。本体の消費電力は最大65Wとなっており、このバッテリーで約8.7時間の駆動が可能になっている。着脱式なので、予備バッテリーを部署などで購入しておき、外周り用として皆で共有するといった使い方もできるだろう。

バッテリーは着脱可能、予備が1つあれば、1日持ち歩いても困らないだろう。      

■やっぱり便利なWindows Hello
Windows 10から導入されるようになったIDとパスワードを使わないでログインできる「Windows Hello」。この機能は、本当に便利だ。最初のセットアップ時に、指紋センサーに登録してしまえば、あとは人差しでセンサーをなぞるだけでログインが可能だ。一度、この方法を知ってしまうと、パスワードロックが面倒であることが実体験として理解できる。特別に何か用意せずとも、本機能が使える点はかなりポイントが高いと言えるだろう。

Windowsの最初のセットアップ時に出てくるWindows Helloのセットアップ画面

指紋センサーに自分の指紋を登録するだけでパスワードが不要になる。     

ログイン画面で指紋センサーをなぞるだけで簡単にログインできる。
     

ビジネス用途なので、余計なソフトが付属してこないが、ASUSがおススメしているアプリケーション類をインストールできる「ASUS Gift Box」というツールが付属しており、一度で複数のアプリをインストールできるようになっている。

各種アプリがインストールできるユーティリティ「ASUS Gift Box」

前述したようにWO0691Tの実売予想価格は54,800円(税別)。税込みでも6万円を切る。ASUSによる保証も手厚く、PC本体が購入日より24か月間のインターナショナル保証、バッテリーおよびACアダプターは購入日より12か月間の日本国内保証、液晶ディスプレイは購入日より30日間のZBD日本国内保証が付いており、初期不良を含めた急な故障時なども安心だ。

大容量ストレージは不要、大データを扱わない一般の事務処理などに使うのであれば、メモリー4Gバイト、ストレージが128Gバイトというのは、まったくマイナスにはならない。普段行っている業務に使っても十分に役に立つスペックであるというなら、文句なしにおススメしたい。

■問い合わせ先
ASUSコールセンター(法人専用回線)
受付時間:平日/9:00〜18:00(祝祭日、年末年始、指定の休業日を除く)
0570-783-230 (通話料はお客様負担となります)
E-mail:commercial_asusjp@asus.com
URL:http://www.asus.com/jp/

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