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80年代を代表するローランド初のフルデジタル・シンセサイザー「D-50」を再現

ITライフハック / 2017年9月11日 9時0分

80年代を代表するローランド初のフルデジタル・シンセサイザー「D-50」を再現


ローランドは、コンパクトなボディながら本格的なサウンドを搭載した「Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ」の新モデルとして、リニア・シンセサイザー「D-05」を、2017年9月29日(金)に発売する。価格は4万6,000円(税別)。

ローランドは、1980年代に活躍したシンセサイザーの個性的なサウンドを好むシンセサイザー愛好家に向け、2015年にコンパクト・サイズで本格的なサウンドを搭載した「Roland Boutiqueシリーズ」を発売した。同社を代表する「JUPITER-8」「JUNO-106」、ダンス・ミュージックや音楽制作などで今もなお人気の「TR-808」「TB-303」などを再現し、現在12モデルで展開していr。今回シリーズに加わる「D-05」は、1987年にローランド初のフルデジタル・シンセサイザーとして発売された「D-50」のサウンドと操作感を忠実に再現したモデルだ。

デジタル・シンセサイザーの黎明期だった1980年代。当社は1987年に、PCMを採用したリアルな音源と、アナログ的な音づくりが可能なシンセサイザー音源を組み合わせたハイブリッド構成の新しい音源(LA音源方式)を採用し、さらに本体にコーラスやリバーブなどのデジタル・エフェクトを内蔵した画期的なフルデジタル・リニア・シンセサイザー「D-50」を発売した。アナログ・シンセサイザーでは実現できなかった、「D-50」の高度な音づくりときらびやかなサウンドは世界中のミュージシャンやプロデューサーを魅了し、当時のポップ・ミュージックや映画音楽などで「D-50」のプリセット・サウンドがそのまま使用されるなど、人気を博した。

「D-05」は、その「D-50」のサウンドとデザインをA4ファイル半分の小型サイズで完全再現。独自技術「DCB(Digital Circuit Behavior)テクノロジー」により、初期のデジタル・シンセサイザー独特の振る舞いを忠実に再現。さらに、USBオーディオ/MIDI対応など現代の音楽制作に欠かせないさまざまな機能も新たに搭載しており、実用性が高まっている。また他の「Roland Boutiqueシリーズ」と同様、電池駆動に対応し小型スピーカーも内蔵。

別売の専用キーボード「K-25m」を使うと、コンパクトで本格的なシンセサイザー・キーボードとして、スタジオでもステージでも場所を選ばず使用できる。


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