PFUよりiPhoneをスキャナーの読み取り装置として利用する新ジャンルの製品【デジ通】

ITライフハック / 2014年5月23日 13時0分

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ドキュメントスキャナーと言えば真っ先に思い浮かぶのがPFUの「ScanSnapシリーズ」だろう。実際、その高速読み取り性能と使い勝手の良さで多くのユーザーの支持を得ている。このたびiPhone用に高品質なスキャン環境を提供する「SnapLite」を発表した。

とまあここまででは、「iPhone用に特化したScanSnapの新製品が登場しただけか・・・」でと思う人がほとんどだろう。実は筆者も実物を見るまでは、そうした新製品が発表されるのだと思っていたが、実際は全く違った。今回発表された製品は、iPhoneのカメラ機能をスキャナとして利用する。iPhoneとの接続はBluetoothで様々に制御できる。iPhoneがない場合はオシャレなLEDライトとして利用できる。ちなみに販売は、家電量販店ではなくオンラインがメインだが、実機を見たい人のために一部の販売店でも販売される。

■ドキュメントスキャナーを身近に感じてもらうための機器
SnapLiteは、従来のIT機器向け周辺機器としてのスキャナーは全く違うコンセプトの製品となっている。その理由としてPFUではスキャン市場はまだまだニッチで、一般の方が日常で使うにはハードルが高いと考えてているためだ。そこで、もっと身近にスキャナーを感じてもらうために、従来とは180度違う今回の製品を開発したという。

今回の製品は、普段利用しているiPhoneをスキャナの読み取り機器として利用する。つまり、iPhoneがないと機能が利用できないわけで、普通に考えるとiPhoneをより便利にするための周辺機器と言ったほうが正しいかもしれない。本体の機能はBluetoothによって制御できるLEDライトと、充電用のUSB端子があるだけのシンプルさだ。単体ではLEDライトとして機能する。スキャナーとして利用したい場合は、ライトの照明下の指定した部分にスキャンしたい対象を並べ、SnapLite専用に提供されるiPhoneのアプリを起動させたらiPhoneをSnapLiteの上部に乗せる。そしてBluetooth連動しているSnapLite側のスキャンボタンを押すことでiPhoneでのスキャンが可能となる。

撮影対象物にもよるが、一般的な紙なら、撮影した画像は自動でトリミング処理などがされた後に、iPhone内に保存され、他のアプリとの連携も可能だ。今回は、製品やリスがモチーフとなったシンボルマーク、Webサイトのデザインなど、クリエイティブディレクションを担当しているのはクリエイティブユニットの「TENT」である。パッケージも従来のIT機器の周辺機器とは異なり、こだわりの雑貨が入っていそうなデザインにしてある。

■価格も手ごろで機能もユニーク、iPhoneユーザーにおススメ
先述したように販売はWebサイトが中心。実機は、製品説明をしっかりと行うという「AppBank Store」と「AssistOn」で展示販売される。おそらく、同社のScanSnapのように家電量販店などでの販売も可能だったろうが、販売網に関しても、オシャレさにこだわることで、どちらかというとビジネスよりな製品展開とは全く異なるユーザー層に向けた製品になるようだ。発売は5月28日より、価格は税込で12,800円。LEDライトとして考えると安くはないが、スキャナー機能を考えると妥当なところだろうか。紙をスキャンするのが従来の製品だったが、今回はちょっとした小物も撮影できるようになっており、今までのスキャナーとは違う目的に使えそうだ。この製品をきっかけに新たなジャンルが登場してくるかもしれない。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

■SnapLite

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