ASUSよりリフレッシュレート60Hz対応で8万円を切る4Kディスプレイが登場
ITライフハック / 2014年5月22日 17時0分
ASUSTeK Computer Inc.ことASUSは、リフレッシュレート60Hz、応答速度1msをサポートする4K Ultra HD対応ディスプレイ「PB287Q」、フレームレスデザインでAH-IPSパネルを採用したVXシリーズの27型/23型新色ホワイトモデル「VX279H-W/VX239H-W」をはじめとする液晶ディスプレイ製品を発表した。発売は2014年5月下旬から順次販売予定。
4K対応ディスプレイは、3840×2160ドットの4K解像度時にリフレッシュレート60Hzの製品とリフレッシュレート30Hzの製品とに分かれており、前者は10万超~20万円と高価、後者は安い製品だと10万以下~6万円台で購入できる。しかし、30Hzの低価格モデルは、静止画表示がメインで、3Dゲームなどをプレイするには性能を満たしていない。
また、応答速度だが8ms前後の製品だと動画再生時にコマ落ちが発生してしまうため、できれば高速な応答速度が欲しい。しかし、60Hz対応の製品は高いという難点があった。今回の28型ワイドディスプレイ「PB287Q」は、それを解決してくれる製品となる。
■4K Ultra HD対応28型ワイドディスプレイ「PB287Q」
通常のフルHDの4倍の解像度を誇るUltra HD(3840×2160ドット)と最大表示色約10億7374万色に対応。800万以上の圧倒的なピクセル数により画像の細部まで詳細に表示し、高精細な写真や動画、ゲームも楽しめる。
また応答速度1ms(グレー→グレー)とリフレッシュレート60Hz(DisplayPort接続時)の高速駆動により、動画ブレや残像を抑えたシャープな映像表現が可能で激しい動きの動画やゲームにも対応できる。またASUS独自の映像エンジン「SplendidPlus」(スプレンディッドプラス)を初採用し、表示内容に合わせて最適な画像処理を行ったり、目に有害なブルーライトを削減する機能も搭載。
さらに画面のチラつきををなくす「Flicker-free」(フリッカーフリー)機能も搭載しており、目の健康をしっかり守ってくれる。入力端子には、DisplayPort 1.2を1ポート、HDMI 1.4を2ポート(1ポートはMHL接続対応)を備え、スマートフォンからゲーム機、パソコンまで、様々なマルチメディアデバイスを接続できる。さらに複数のデバイスを同時に表示するPicture in Picture(画面内に小画面を表示)、Picture by Picture(並列に2画面表示)にも対応。自由度の高いスタンド調整機能もついており、画面を時計回りに90°回転させて縦長の画面表示や上下左右の角度と高さ調整など、使用環境に合わせた最適な状態で使用できる。
※HDMI接続時は30Hz駆動になることに注意。
■製品概要
製品名:PB287Q
発売予定日:2014年5月下旬以降
価格:オープン価格
予想実売価格:79,920円(税込)
主な仕様:
・パネルサイズ:28型ワイド
・パネル種類:TN(LEDバックライト)
・最大解像度:3840×2160(4K UHDTV)
・視野角:水平170°、垂直160°
・最大輝度:300cd/㎡
・コントラスト比:100,000,000:1(ASCRオフ時1,000:1)
・応答速度(グレー→グレー):1ms
・最大表示色:約10億7374万色
・スピーカー:2W+2W(ステレオ)
・入力端子:
DisplayPort 1.2×1
HDMI 1.4(MHL2.0接続対応)×1
HDMI1.4×1
ステレオミニジャック×1
・搭載技術/機能:
映像エンジンSplendidPlus
ASCRテクノロジーTrace Freeテクノロジー
QuickFit
VividPixelテクノロジー
GamePlus
Picture in Picture
Picture by Picture
・本体サイズ(スタンド含む):660(幅)mm×200.06(奥行)mm×414(高さ)mm
・重さ:約7.9kg
・主な付属品:DisplayPortケーブル×1、HDMIケーブル×1、オーディオケーブル×1、電源ケーブル×1、クイックスタートガイド×1、保証書×1
■マルチディスプレイに向く超狭額デザインの新色「VX279H-W/VX239H-W」
昨年6月に発表してから好評を博している「VX279H/VX239H」の新色ホワイトモデルが追加された。水平・垂直方向178°の広視野角で、どんな角度から見ても色調変化や色飛びが起きにくい鮮明なAH-IPS液晶パネルを採用し、透過率が高くより消費電力を低減した環境にやさしい27型/23型フルHD液晶ディスプレイだ。VX239H-Wは、実売で20,930円と手ごろな価格なのでデュアルディスプレイ環境を構築するのに向くだろう。7万円ちょっと出せば27インチワイドのデュアルディスプレイ環境も構築できる。
また、VX239-Wの液晶部分の最薄部はわずか14.5mmのスリムさで、限られたスペースを有効活用可能だ。またMHL対応のスマートフォンを直接接続することができ、スマートフォンで撮影した写真や動画、ゲームなどを大画面で楽しんだり、スマートフォンの充電が行える。2つのHDMI入力端子やD-Sub 15ピンも備えているので、家庭用ゲーム機やデジタルビデオカメラなど様々な機器が接続できます。オブジェクトのアウトラインを強調し、シャープネスや彩度を最適化する「VividPixel(ビビッドピクセル)テクノロジー」を搭載し、用途に合わせた設定が可能だ。GamePlusホットキーで、Aimポインターやタイマーを表示できゲームを楽しめる。
※スマホ接続には別途MHL対応機器専用MHLケーブルが必要。
■製品概要
製品名:
VX279H-W(27型)
VX239H-W(23型)
発売予定日:
・VX279H-W:2014年6月下旬以降
・VX239H-W:2014年5月下旬以降
予想実売価格:
・VX279H-W:35,910円(税込)
・VX239H-W:20,930円(税込)
■主な仕様:
・パネルサイズ:27型ワイド(VX279H-W)、23型ワイド(VX239H-W)
・パネル種類:AH-IPS (LEDバックライト)
・最大解像度:1920×1080(フルHD)
・視野角:水平178°、垂直178°
・最大輝度:250cd/㎡
・コントラスト比:80,000,000:1(ASCRオフ時1,000:1)
・応答速度(GTGσ):5ms
・最大表示色:約1677万色
・スピーカー:
VX279H-W:1.5W+1.5W(ステレオ)
VX239H-W:1W+1W(ステレオ)
・入力端子:
HDMI 1.3×2
D-Sub 15ピン×1
ステレオミニジャック×1
・搭載技術/機能:
映像エンジンSplendidPlus
ASCRテクノロジー
QuickFit
VividPixelテクノロジー
GamePlus
・本体サイズ(スタンド含む):
VX279H-W:622.6(幅)mm×210.1(奥行)mm×441.3(高さ)mm
VX239H-W:532.9(幅)mm×210.1(奥行)mm×389.8(高さ)mm
・重さ:
VX279H-W:約4.6kg
VX239H-W:約3.8kg
・主な付属品:HDMIケーブル×1、D-Sub 15ピンケーブル×1、オーディオケーブル×1、ACアダプター×1、電源ケーブル×1、クイックスタートガイド×1、保証書×1
■ユーザーからの問合わせ先
「ASUSコールセンター」
TEL:0800-123-2787(通話料無料)
通話料無料の電話番号をご使用できない場合
TEL:047-390-5630(通話料お客様負担)
受付時間:月曜日~金曜日 9時~18時、土曜日・日曜日9時~17時
(祝祭日、年末年始、お盆休みは休業となります)
■ASUS Webサイト
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