こうすればトラブル解決が早い!海外に行くことが多い人におススメなPC関連製品の選択条件【デジ通】
ITライフハック / 2014年6月16日 13時0分
最近ではスマホやタブレットといった端末であれば、USBポートからの充電に標準で対応している。このおかげでmicroUSBケーブルと汎用のUSB-ACアダプターさえあれば、スマートフォンやタブレットを充電できる。また、旅先でうっかり専用のACアダプターを忘れたとしても、コンビニなどに行けばなんとかななってしまう。
しかし、ノートパソコンのような消費電力の多い機器は専用のACアダプターが必要になる。たとえば旅行時にうっかり忘れた場合、国内ならたいてい大きめの町に最低でも1店舗はある大手家電量販店に行けばACアダプターを入手することができる。しかし、ことが海外となると日本と同じように簡単に入手できるとは限らない。
どうしてこういう話をしたのかというと、先日COMPUTEX TAIPEI 2014の取材で台湾へ行った際に間違えて持って行ったものと異なるノートパソコンのACアダプターを持って行ってしまったためだ。バッテリーが切れたら原稿が書けなくなってしまうため、現地でACアダプターを何とか入手しなければならなくなった。
ノートパソコンのACアダプターは、その機種用に端子や電圧が合致する製品が必要になる。そうしないと起動はするがバッテリーが満充電されなかったり、過電流が流れて本体が壊れてしまったり、電圧が足りなくて電源すら入らないというようなトラブルが発生してしまうのだ。
当然、純正品を使うのが理想だ。ただ、汎用性を持たせた互換品も販売されている。いずれもパソコン関連商品を取り扱う店舗で販売されている。ただし、日本でしか入手できない製品もあったりするので、こうした場合は海外では純正品を入手するのは、まず無理だと思ったほうがいい。互換品を使うにしても、端子の形状、プラスマイナスの極性といったことを調べ、どの汎用アダプターが自分のノートパソコンに合うか調べておく必要がある。また、旅先なので、その土地勘がないと販売店すらわからない。
■購入するならグローバル展開している製品を買うべし
筆者は自宅以外に海外でも利用する製品を購入する場合、このようなトラブルを想定し、世界中で販売されている製品を選ぶことを大原則としている。世界中で販売している商品なら、国ごとに大きく変化させるようなことはしないためオプション類の入手は簡単だし、万が一の修理も現地のサポートでOKな場合がある。実際に、キヤノンの一眼レフカメラを海外で壊した際は、現地語で書かれたサイトからサービスセンターらしい場所を調べ、交渉して修理してもらったことがある。
今回はアップルのMagSafe 2という新しいACアダプターを使う必要のある「MacBook Pro」を持っていたのに、勘違いして古いMagSafeのACアダプターを持って行ってしまった。このため、MagSafe 2対応のACアダプターか、MagSafeをMagSafe 2対応にするコンバーターを入手する必要が生じた。
現地で販売店を調べると、直営のアップルストアはないものの取扱店はいくつかあることがわかった。ただ日本とは違い、台湾の販売店は土日も含めて11時開店が多い。その中で10時開店の店を見つけたので、開店時間に合わせて行ってみたのだが、なぜかまだ開店していない。この辺はお国柄といったところなのだろう。
この店が開店するまで待ったとしても、在庫があるかわからないので、11時開店の店が比較的多い地域に移動した。到着して真っ先に飛び込んだ1件目には在庫はなかった。次の店もあてずっぽうに飛び込んで入手できるか不明なため、この店の人に在庫を持っていそうな店を聞き出した。これがうまく行き、2件目買うことができた。思い切って店の人に聞いてみるのも入手性を高くする秘訣かもしれない。
価格は1,000円程度なので出費金額自体はたいしたことはない。今回はたまたま世界中で販売されているアップル製品であり、しかも大都市の台北市内で探したので、それほど苦労せずにすんだ。もしも、日本でしか販売されていない製品や特殊な製品、これが台湾の地方都市だった場合は、これ以上に苦労したかもしれない。いずれにせよ海外に行く機会の多い人は、製品選択の条件に「グローバル展開をしている商品」という条件を必ず入れておくことをおススメしたい。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■デジ通の記事をもっと見る
・ノートパソコンはどこまで進化する? Ultrabookから2-in-1その次の技術へ
・ノートを低コストで高性能化できるモバイル版Kaveriを投入!今後の方向性がはっきり見えてきたAMD
・頑張れニッポン! 海外のPCメーカーの元気さが目立ったCOMPUTEX 2014
・COMPUTEX会場で見かけた国内未発表の東芝「dynabook」
・インテルが新ブランド「Core M」のリファレンスデザイン「Llama Mountain」をお披露目
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い
ASCII.jp / 2024年12月21日 12時0分
-
USB Type-Cケーブル1本で、最大2台のディスプレイ映像出力!スタンド一体型ドッキングステーション
ITライフハック / 2024年12月17日 21時0分
-
さまざまなメーカーのノートPC電源として使用できるACアダプター 主要メーカーに対応する変換コネクター付き
OVO [オーヴォ] / 2024年12月13日 9時0分
-
Xiaomi 14Tにフィルター装着できるMagSafeケース、香港の予約特典に登場
ASCII.jp / 2024年12月11日 12時0分
-
12月12日は「バッテリーの日」、バッテリー交換可能なノートPCが復権の兆し? - エプソンダイレクト調べ
マイナビニュース / 2024年12月5日 15時31分
ランキング
-
1『ポケモン』『メトロイド』最新作も!“2025年のスイッチ独占タイトル”を見逃すな─待望の再誕や名コンビの復活も
インサイド / 2025年1月2日 17時0分
-
2アップル初売り、1月2日スタート! ギフトカード対象のApple Watch Series 10が人気
マイナビニュース / 2025年1月2日 22時0分
-
3スマホ版『ドラクエV』などの人気タイトルが特別セール!1月5日まで
インサイド / 2025年1月1日 14時0分
-
4【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
ねとらぼ / 2025年1月2日 11時0分
-
5意外な解釈が楽しかったゲーム原作オムニバス「シークレット・レベル」を観たらゲームも遊ぼう!長期休暇に遊びたい登場作品3選【年末年始特集】
Game*Spark / 2025年1月2日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください