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マイクロソフトとProduction I.GがHTML5ベースの3Dアクションゲームを製作【デジ通】

ITライフハック / 2014年6月19日 13時0分

マイクロソフトとProduction I.GがHTML5ベースの3Dアクションゲームを製作【デジ通】

Production I.Gが制作した人気テレビアニメの「翠星のガルガンティア」が日本マイクロソフト(以下、MSKK)とのコラボによりHTML5ベースのWebゲームになった。MSKKとProduction I.Gの共同プロジェクトにより開発されたこのゲーム、タイトルは「翠星のガルガンティア ~キミと届けるメッセージ~」となり、Webブラウザー上で動作する3Dアクションゲームだ。内容はテレビシリーズのサイドストーリーになっている。

4月に行われたニコニコ超会議3でも参考出展されていたが、今回、正式サービス開始に合わせ完成お披露目会が開かれたので紹介しよう。

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先述したようにサービスが始まるのは「翠星のガルガンティア~キミと届けるメッセージ~」というWebブラウザ上で遊べる3Dアクションゲームだ(プレイは無料)。

アニメ版「翠星のガルガンティア」の世界観そのままに、テレビシリーズ5話からのサイドストーリーで構成される。プレイヤーはメッセンジャーとなり、サーフカイトを使って3D空間の中を飛び回るゲームとなっている。シナリオは本編の脚本家によるオリジナル書き下ろしで、もちろん本編の声優陣によるボイスも収録されている。

サービス開始は2014年6月18日の午後2時からで、すでにプレイ可能だ。なお始めに公開されるのは「ミッション1」で以降、順次ミッション4までが公開される。

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■推奨されるWebブラウザーはInternet Explorer 11
このゲームは3D APIにWebGLを使用しており、ChromeやFirefoxといった一般的なWebブラウザーでも動作する。ただし推奨環境はInternet Explorer 11(以下、IE11)だ。特にIE11では、Windowsタブレットや2-in-1ノートといったタッチ対応液晶搭載PCであれば、タッチ操作でプレイ可能だ。

Webブラウザー上でどうだするゲームとはいえ3D APIを使ったゲームのためCPUおよびGPU負荷はそれなりにかかる。快適にプレイするにはCore i5程度のCPUが推奨環境になっている。なお開発者によればSurface Pro 2で30fps程度出るとのこと。

実際にSurface Pro 2を使ってプレイしてみたところ、Webブラウザー上で動いているとは思えないほどグリグリ動いており、PSPやPS Vitaといった専用ゲーム機レベルで快適に遊ぶことができた。

■Internet ExplorerのRethinkプロジェクト
今回のゲームプロジェクトは、Webブラウザー戦略を考え直すマイクロソフトによる“Rethink”の一環で、海外ではすでにいくつかのプロジェクトが公開されている。そして日本では本作が初となる。

このため本ゲームには英語版も用意されており、言語設定を英語にするとボイスは日本語のままであるが、シナリオが英語表示となる。

また、面白いのが「ソースコード」も公開されている点だ。Turbulenz エンジンが使われており、今回のゲーム開発に関する技術的な点についても解説されている。さらに、DMMがこの夏提供予定の「翠星のガルガンティアONLINE」で使えるゲームコードも、このゲームで高得点を出すともらえるようになっている。

今回の完成お披露目会は三鷹にあるProduction I.G本社の1階にあるピザ食堂「武蔵野カンプス」で行われ、アニメに合わせた料理も振る舞われた。Windows 8を搭載するタッチ操作対応PC(ノートやタブレット)を所有していて、CPUがCore i5以上のスペックを持つのであれば、まずはプレイしてみてほしい。HTML5およびWebGLといったWebブラウザーゲームがどれだけ進化しているのかふを体験できるだろう。

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上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

■翠星のガルガンティア~キミと届けるメッセージ~

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