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玄人志向より好みのオペアンプに交換できるUSB-DACタイプのヘッドホンアンプ

ITライフハック / 2014年6月23日 10時0分

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つい先日、PCでもスマホでも使えるヘッドホンの製品レビューを頼まれ現在、原稿を書いている最中なのだが、音を鳴らすための機構(ドライブ)の性能を余すことなく引き出すにはPCのイヤホンジャック経由やスマホのイヤホンジャック経由では、出力がいまいち足りないことがあることに気が付いた。

PCに接続してみたところ音量ボリュームを最大にしても、うるさいとかそういうレベルの音量ではないし、まったく鳴っていないというわけでもない。ものは試しと、長いこと使っていなかった古いオーディオセットのパワーアンプのヘッドホンジャック経由で鳴らしてみたところ、体感でわかるほど明らかに音の迫力が違った。高性能ヘッドホンは、それを鳴らし切るだけの出力がないと、せっかくの性能を引き出せていないということを、今さらながらはっきりと認識した次第である。

こんなことも頭に入っていないとは、明らかに筆者の勉強不足であり、お恥ずかしい限りだが窓際でホコリをかぶっていたオーディオセットが、思わぬところで役に立ち、そして本来の性能を引き出せていない点まで体感で理解できたのは思わぬ収穫だった。アンプを使って鳴らし切るというのが正しい使い方だろう。

ということでイヤホンではなく、結構大きめのドライブを搭載しているヘッドホンを持っていたり、購入を考えていたりするのであれば、ヘッドホンアンプを同時に導入することをおススメしたい。しかし、どんな製品を買えばいいのかわからないという人もいるだろう。そこで紹介したいのが玄人志向の「PREMIUMシリーズ」だ。

この製品、USB-DACとしても利用できるのでPC経由でのサウンドを増幅して迫力ある音にしたり、ヘッドホン接続時は、その性能を最大限に引き出すことができるようになっている。そして、この製品はオペアンプと呼ばれるチップを変えることで、音の膨らみ方や再生特性を変えることができるようになっている、かなり本格的なスペックになっているのだ。

ただ、おそらく通常の利用ではヘッドホンを最大限まで引き出して音を聴きたいという人は、そう多くないだろう。ただ、一度でも高出力で迫力あるサウンドを体感してしまうとPCやスマホ単体での音量出力では物足りなさを感じるという人もいるかもしれない。また、好みのオペアンプに交換できるということは、自分好みにカスタマイズ可能というわけで、PCでのオーディオ入門用におススメだ。製品の特長は以下、

・オペアンプの交換に対応したUSB-DAC ヘッドホンアンプ。
・デジタル(USB)とアナログ(AUX)で入力の切り替えが可能。
・付属のケーブルでUSB接続、Windowsのオーディオ装置として利用できる。
・DC15Vの範囲で駆動。ソケット式で任意のオペアンプに交換が可能。
・増設用にN5532(Texas Instruments製)が1つ付属。

■製品概要
型番:KURO-DAC
店頭想定価格:10,000円前後(税別)
出荷予定:6月下旬予定

■主な仕様
・ヘッドホン出力
コネクター:1/4インチステレオミニジャック
出力レベル:12.6dBV
最大出力:140mW
インピーダンス:0.16Ω
・ライン入力
レベル:-4.5dBV
インピーダンス:10kΩ
・USB入力
対応周波数:16bit/48kHz
インターフェイス:USB2.0
オペアンプ駆動電圧:15V

■玄人志向/PREMIUMシリーズ/KURO-DAC
■玄人志向

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