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富士通、モノ作りの最高峰を目指したパソコン「X」を発売

ITライフハック / 2018年11月14日 10時0分

富士通、モノ作りの最高峰を目指したパソコン「X」を発売


富士通クライアントコンピューティングは、個人向けのパソコン「FMV」シリーズの新製品として、3シリーズ6機種を2018年11月8日から順次発売する。

中でも、モノ作りの最高峰を目指した製品を「X(テン)」と名付け、最軽量モデルとなる13.3形モバイルノートパソコン「LIFEBOOK UH-X/C3」と、新4K衛星放送チューナーを内蔵した27形デスクトップパソコン「ESPRIMO FH-X/C3」が投入されることも明らかになった。

■「匠のモノ作り」から生まれた2製品
11月6日に行われた発表会の席上、同社の代表取締役社長である齋藤邦彰氏は、モバイルPCに求められているのは置き場所を取らないこと、本体が軽いこと、インテリアに合うデザインであること、メイドインジャパンであることが評価されていると紹介。リピート意向も他社に比べて高く、安心して使える1台となっていると強調する。そして「ノートパソコン全体の市場が落ちているのにもかかわらず、132%の伸びを見せた」と齋籐氏。

「人生が100年続く、それを充実するためにできるものは何か。世の中の変化をしっかりと捉えながら、ここの価値観に提供できるモノ。匠のモノ作りが求められている」(齋籐氏)。


モバイルPCのトレンド


モバイルPC市場の伸び

そこでLIFEBOOK UH-X/C3は、約698グラムというさらなる軽量化を実現。実用金属の中でも200回近くの試行錯誤をしつつ、ネジの1本1本についても削減、軽量化を図ったとのこと。しかし排気ファンの位置を変更してサイズアップして静音性を高めたり、USBポートを追加したり、スピーカーをボックスタイプにして音質を向上させるなど、重量が増すような機能を導入しつつ、この重量を実現したところが大きい。モバイルをした先でもしっかりと対応できるよう、フルサイズのLANも取り入れられている。


代表取締役社長 齋藤邦彰氏

■個人のオフタイムを充実させるデスクトップパソコン
デスクトップパソコンであるESPRIMO FH-X/C3の場合は、プライベートなオフタイムの価値が高くなっている現状を踏まえて、自分だけの空間、時間に没頭することを念頭に開発されている。「映像の美しさや4K液晶を搭載していること、液晶周囲のフレームを極細にするなど、より映像に集中できるようになっている。美しさをダイレクトに感じられる」(齋籐氏)。


ESPRIMO FH-X/C3

また本製品は、液晶一体型としては初めての新4K衛星放送チューナーを搭載しているのも特徴だ。加えて2.1chのスピーカーはハイレゾ対応。コンパクトでありながら、迫力の映像を楽しめる仕様だ。

「人生が100年続くと言われる時代に、1人1人が手に入れた新しい時間をいかに充実した物にしていくのか。人は快適でわくわくできる最高の自分の時間を求めている。オンもオフも最高のパフォーマンスを発揮でき、趣味の時間を自分らしく楽しめるのがこの1台」と齋籐氏は語った。

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