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日本での展開が気になるChromebook以外のChrome OS搭載デバイス【デジ通】

ITライフハック / 2014年7月29日 13時0分

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日本でChromebookの発売が開始されていることはすでにお伝えしたと思う。Chromebookの「book」という部分からも分かる通り、Chromebookはノートパソコン型の端末だ。しかし、海外に目を向けてみるとChrome OSを搭載したデバイスは、クラムシェル型のChromebookだけではなく、別タイプの製品が登場しているのだ。そのあたりをちょっと紹介しておきたい。

現在海外で発売されているのが、小型のデスクトップ型Chromeboxと、液晶画面と一体化したオールインワン型のChromebaseだ。さらに、Windows 8.1搭載ノートのようにChromebookでもタッチ液晶を搭載する製品もあるなど、海外展開では様々なバリエーションの製品が用意されているのだ。

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海外でノートパソコン以外のChrome OS搭載デバイスで、メイン扱いで発売されているのが、デスクトップパソコンとの置き換えの製品だ。そしてChromebookは安くて日本円で2万円程度、平均的には3万円程度で販売されているが、デスクトップ型のChromeboxは本体のみで1万円台で販売されている。

Chromeboxを使うにはディスプレイおよびキーボードとマウスが必要になる。ただ安く売られているUSBキーボードとマウス、これにHDMI入力対応のディスプレイをすでに持っているなら2万円以下でWebブラウザが使えるマシンが入手できる。

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■大画面液晶でも2万円台で売られるChromebase
液晶ディスプレイ一体型のChromebaseは、Chromebookと同程度の価格、およそ2万~3万円台と安価ながら、海外ですでに発売されているLG電子の製品は22インチ液晶を採用。Chrome OSが大画面で利用できるようになっている。

例えば文教で各個人が使用するデバイスとしてはバッテリーを内蔵し、課外授業など電源のないところでも使用可能なChromebookが適している。ただ、学校内には図書館や視聴覚室、コンピューター室などでは据え置き型のChromeboxやChromebaseが適していると言える。

先述したタッチ対応のChromebookだが、Chrome OS自体はタッチに対応していないため、現時点でタッチ対応するメリットは、あまり大きくはない。そもそもAndroidを作り出したGoogleだけにタッチ操作のノウハウをすでに持っているわけで、今後Chrome OSが進化することでタッチ対応になっていくことは必然と思われる。

このように海外での展開を見ると、安い価格で十分に使える仕様の製品が数多く投入されているChrome OS端末だけに、今後、日本における市場が拡大してい行くことで、製品のバリエーションが豊富になってくることを、大いに期待したい。そして、法人や文教向けだけでなく一般向けにも早く投入してもらいたいところだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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