1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 製品情報

竹田圭吾と為末大が世界大戦を語る! ヒストリーチャンネル「ザ・ワールド・ウォーズ」試写会レポ

ITライフハック / 2014年8月1日 17時0分

竹田圭吾と為末大が世界大戦を語る! ヒストリーチャンネル「ザ・ワールド・ウォーズ」試写会レポ

ウクライナ情勢はいまだに解決の糸口が見えないまま、誤射によりマレーシア航空機が撃墜され298名の人命が一瞬で奪い去られるなど、紛争や戦争は、いとも簡単に人の命や生活を破壊してしまう。このように戦争は人類にとって悲惨な出来事でしかないが「どうして、そのようなことが起きたのか?」「今後、同じことを繰り返さないために私たちはどうすべきか?」といったように戦争から学ぶべきことは多くある。

人類は第一次および第二次と世界大戦を経験してきている。もちろん日本も例外ではなく、第一次世界大戦では連合国側として参加、第二次世界大戦では、対連合国側として参加した歴史を持つ。そして第二次大戦における太平洋戦争では、1945年8月6日と8月9日にアメリカによる広島・長崎への史上初の原爆の実戦投入という最悪の事態を招き戦争に敗北、日本全土が焼け野原と化した。

こうした悲惨な出来事しか引き起こさない世界戦争を人類全体で行う大規模なスクラッチ&リビルド、国家間の関係の再構築や人類全体の経済再生の動きという見方をする人もいるようだ。人間の生命のやり取りという部分をオブラートに包み、学術的な観点から見ると、様々な視点における世界大戦観が見えてくる。

世界最大の歴史エンターテインメント専門チャネルである「ヒストリーチャンネル」では、1914年7月28日の第一次世界大戦の開戦から100年を迎えるにあたり、チャンネル初、日本を含む世界12地域(※)共同制作の超大作シリーズ「ザ・ワールド・ウォーズ~権力者が生きた世界大戦~」を日本において初放送することを発表した。

放送に先駆け2014年7月23日(水)に全6話にわたるシリーズの「第1話:運命を変えた戦い」の特別先行試写会が実施された。ゲストには「ニューズウィーク日本版」元編集長でジャーナリストの竹田圭吾氏と、元プロのアスリートで現在コメンテーターとして活躍中の為末大氏を招き、スペシャルトークショーが行われた。

※世界12地域: アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、スペイン、南米、ポーランド、東南アジア、インド、カナダ

■第一次および第二次までをひとつとした「ザ・ワールド・ウォーズ~権力者が生きた世界大戦~」
本作は、第一次世界大戦から第二次世界大戦終結までを「30年あまりにわたる“ひとつの戦争”」として捉えた作品だ。最新CGを駆使し圧倒的なクオリティで作り上げられた再現ドラマ、当時の貴重な映像、そして著名人や専門家のインタビューから構成されたドキュメンタリーとなっている。

かつて敵同士で戦争をしていた国々が、異例の12地域協力のもと共同制作された番組であり、グローバル展開しているヒストリーチャンネルだからこそ実現できた取り組みだと言える。そして、この度発表された第66回エミー賞ドキュメンタリー部門作品賞にノミネートされており大きな話題を集めている。

1914年、オーストリア=ハンガリー帝国の帝位継承者が暗殺されたサラエボ事件が引き金となり、1945年8月に広島・長崎に原子爆弾が投下されるまで世界大戦は終結することはなかったといった考え方に基づいている。つまり31年もの間、世界中は交戦状態にあり、いたるところで繰り広げられた大虐殺を回避する道はどこにもなかったというのである。

これは、第一次世界大戦の中で成長した男たちが、いかに第二次世界大戦で指揮を執るようになったのかを辿った壮大な物語である。18歳で戦争に参加した新兵が31年後には49歳のベテラン士官となり第二次大戦に参加するといったことも実際にあっただろう。

現代世界を成形していった権力者は、シャルル・ド・ゴール、ウィンストン・チャーチル、アドルフ・ヒトラー、ベニート・ムッソリーニ、ダグラス・マッカーサー、東條英機、ヨシフ・スターリン、フランクリン・ルーズベルト、ジョージ・パットンといったそうそうたるメンバーだ。彼らの経験がどのように各々の世界観を形成したのか、また、彼らの決断がいかに多くの人命を左右したのかを伝えてゆく。
「ザ・ワールド・ウォーズ~権力者が生きた世界大戦~」 (C)2014 A&E Television Networks. All rights reserved.

「ザ・ワールド・ウォーズ~権力者が生きた世界大戦~」
(C)2014 A&E Television Networks. All rights reserved.

■ゲストによるスペシャルトークショー
特別先行試写会では、「ニューズウィーク日本版」元編集長でジャーナリストの竹田圭吾氏と元プロアスリートでコメンテーターとして活躍中の為末大氏をゲストに迎え、スペシャルトークショーが行われた。
トークショーの様子

トークショーの様子

■「歴史の見方を変えてくれる」竹田圭吾氏
竹田氏は第一次世界大戦と、第二次世界大戦を“ひとつの戦争”としてとらえた番組のテーマについて「授業では1つ1つバラバラに習うが、実は点ではなく線でとらえると歴史は全部繋がっている。歴史の見方を変えてくれるという意味で素晴らしい。」と絶賛。
「ニューズウィーク日本版」元編集長でジャーナリストの竹田圭吾氏

「ニューズウィーク日本版」元編集長でジャーナリストの竹田圭吾氏

■「英語を学ぶよりもグローバルな視点になれる」為末大氏
広島県出身で、歴史好きとしても知られる為末氏は世界12地域による共同制作という番組の背景について、「それぞれの国の考えがある中で、よく番組として着地したなという印象。各国の見方が分かった。英語を学ぶよりもグローバルな視点になれる番組だと思う。」と語っていた。
元プロ陸上選手で現在コメンテーターとしても活躍中の為末大氏

元プロ陸上選手で現在コメンテーターとしても活躍中の為末大氏

■ヒストリーチャンネル初・世界12地域共同制作番組放送概要
「ザ・ワールド・ウォーズ~権力者が生きた世界大戦~」
8月9日(土)・10日(日)21:00~24:00日本初放送
※一挙放送:8月15日(金)21:00~27:00ほか

実際に起きてしまった歴史の流れを変えることはできない。しかし、その流れの中から、読み取れるものを正しく読み取り、正しい方向に変えることができるのが人間の知恵というものだ。新しい視点による世界大戦観をどう見るべきか、それはアナタ自身の目で確かめてほしい。

■ヒストリーチャンネル

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください