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ソニー、100kHzの超高音域まで再生可能なステレオヘッドホン「IER-Z1R」を発売

ITライフハック / 2019年3月7日 10時0分

ソニー、100kHzの超高音域まで再生可能なステレオヘッドホン「IER-Z1R」を発売


ソニーは、100 kHzの超高音域まで再生可能で、従来のインイヤー型では感じることが難しかった広大な音場と臨場感を実現する、ハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)対応ステレオヘッドホン「IER-Z1R」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後。本機は、ソニーが長年培ってきたアナログとデジタルの高音質技術を結集したSignature Series(シグネチャーシリーズ)だ。

「IER-Z1R」は、低音域から中高音域、高音域、超高音域と、割り当てられた帯域の異なる3つのドライバーユニットを組み合わせた、「HDハイブリッドドライバーシステム」を搭載している。

また、それぞれのドライバーユニットが出力した音波が最適な位相で合わさるよう、音が伝わる経路を緻密に調整した新開発の「リファインドフェイズ・ストラクチャー」で、楽器やボーカル本来の音色を再現すると同時に、今までにないような音の分離感を実現した。

加えて、インナーハウジングにはマグネシウム合金を採用し、不要な振動を極限まで抑えることでクリアな音質を楽しめる。ハウジングには、非常に高い硬度と耐食性を持つジルコニウム合金を採用。フェイスプレートには、高級腕時計にも用いられる、地金に研磨で繊細なうろこ模様をつけるペルラージュ加工を施している。本機の組み立ては、プロフェッショナル向け音響機器を長年生産し、高い組み立て精度と品質を誇るソニー・太陽(大分県)で行われている。

コンサートホールの特等席で聞いているような最高の音楽体験を、あらゆるところで楽しむことを目指した「IER-Z1R」は、演奏が始まる瞬間から終わりの静寂に至るまで、微小な音がもたらす繊細な空気感と、大音量時のスケール感や躍動感を再現し、音楽のダイナミズムが体感できる。

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