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要注目! iPhone 6シリーズに慌てて飛び付く前に! チェックしておくべき項目【デジ通】

ITライフハック / 2014年9月18日 13時0分

要注目! iPhone 6シリーズに慌てて飛び付く前に! チェックしておくべき項目【デジ通】

アップルが、明日9月19日に販売を開始するiPhone 6とiPhone 6 Plus。9月12日から予約開始となったが予約台数が過去最高の400万台となったことが発表された。

ちょっと比べようのない台数だ。もちろん日本でも多くのユーザーが購入しようと計画しているだろう。予約していたとしてもすぐに手に入れることは難しいかもしれない。

喉から手が出るほど欲しいという気持ちはわかるが、ここはあえて一度立ち止まって冷静になってみよう。iPhone 6を慌てて買う必要はない、待っていたほうが良いいくつかのポイントを解説しよう。

広くなった画面とiOS 8への対応が未だ進んでいない
今回のiPhone 6では、従来モデルから画面サイズが大きくなり解像度も大きくなった。アップルはこの解像度の増加を単にアイコンや文字サイズを大きくするのに利用するのではなく、見える情報量を増やす方向に使った。当然ながら、この解像度に対応するためには各アプリの画面デザインを広がった画面サイズ分最適化させる必要がある。

最適化されていなくても、iOSの機能により拡大表示されるが、アプリによっては、アイコンが無理に拡大されジャギーやノイズが乗ってしまうなど、見た目が美しくないということが起きるかもしれない。iPhone 6のハードウェアに最適化されたアプリが使えるようになるにはしばらく時間がかかるだろう。ということは、状況が整うまで待っていたほうが入手後に利用できるアプリが多いということになる。

また、iOS 8で不都合が発生するアプリも確認されている。つまりiPhone 6の販売直後にすべてのアプリが完全かつ安全な状態で利用できるわけではないということ。既存のiPhone 5シリーズをiOS 8にアップデートする際もアプリの対応状況を確認しておく必要があるだろう。

実際の通信速度はどうなるか?
iPhone 6ではキャリアアグリゲーションに対応することで、キャリア各社間での通信速度や体感速度がかなり異なりそうだ。しかし、実機でどのくらいの通信速度が出て、それが体感速度でどう違うのかは、実際の環境で各キャリア間を比較してみなければわからない。一般的に購入したスマートフォンは数年間利用するだろうし、その間に状況も変わってくる、発売直後の状況だけで判断するのも避けたほうがいいだろう。現状ではCA対応ができているのはauだけという状態だ。

販売価格
各キャリアの価格やキャンペーン自体は出そろった。一見お得に見えるキャリアもあるが、これらは各キャリアが行うキャンペーンである。実際の店頭では各店舗独自の施策が行われることが多い。筆者が確認したところ、店舗によってはキャリアのキャンペーンに加えて店舗が独自に特典を上乗せするケースもあるようだ。とにかく、安くお得に購入しようとしているのであれば、自分が足を運べる範囲にある全ての店舗が行っているキャンペーン情報を集め、内容を比べておきたい。そこで最もお得なところを購入店舗に検討する必要があるだろう。

MNPでの更新月
MNPでの乗り換える場合、契約から2年後のある時期に解約料を支払う必要のない期間がある。これがいつかはキャリアによって微妙に計算方法が異なっているので、自分の更新月をしっかりと確認しておきたい。更新月であれば解約料は発生しないので損をしない。わずか数日の差で違約金を取られるなんてこともあるので契約年数や割賦の終了月などは必ずチェックする必要がある。

すぐにiPhone 6を見せびらかいたい気持ちもわからないではないが、現金一括で端末買い上げでも、しない限り2年は一緒に過ごす端末であることを認識しておくべきだ。初期ロットに不具合が発生した場合、以降のロットでは対策品が搭載されて出荷されるなど、発見された不具合が解消した状態で端末が入手できることもあるので、しばらく我慢してから、乗り換えるという方法もあるんだということも念頭に入れておくといいだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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