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NECからSIMフリーのLTE対応Androidタブレット「LaVie Tab S」【デジ通】

ITライフハック / 2014年10月28日 14時30分

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NECパーソナルコンピュータは、LTE対応でSIMフリーのAndroidタブレットの「LaVie Tab S」を販売する。これまで日本の大手ベンダーがLTEや3G対応のタブレットを販売するようなケースでは、大手携帯キャリア向けの端末として提供、販売もキャリアを通じて行われていたが、今回SIMフリー版をメーカーが直接提供するようになることで、キャリアを選ばないでその製品が使えるようになる。

大手キャリアで端末を購入すると、ネット接続できるまでのセットアップと料金契約までしてくれる(2年縛りなどもある)。SIMフリー版はユーザーにとって設定を自分でする必要があり敷居が高いが、NECならではの充実したサポートにより、かなりの部部で「だれでも安心して利用できる」Androidタブレットに仕上がっている。

今回、新しく発売されるLaVie Tab Sは、8インチでフルHD(1920×1080ドット)の液晶を搭載。OSはAndroid 4.4を採用するタブレットだ。CPUはインテルのAtom Z3745が採用される。継続して販売される「LaVie Tab E」よりも上位モデルになる。ラインナップはLTE対応版の「TS708/T1W」とWi-Fi対応の「TS508/T1W」の2モデルが用意される。

LTE機能の搭載以外の仕様は2モデルとも同じで、メモリーは2GB、内蔵ストレージは16GB、LTEモデルの重量は約310gである。価格はLTEモデルが4万円程度になり発売は12月下旬より、Wi-Fiモデルは11月下旬より発売で3万円強程度になる見込みだ。LTEモデルの対応周波数帯は、LTE バンドで1/3/8/19、3Gの場合は900/2100MHzのため、ドコモ系回線が使用できるようになる見込み。なおドコモ回線を使ったMVNOにも対応可能だ。具体的な対応事業者は今後、NECのサイトで公表される。

現在、スマートフォンやタブレットは一般ユーザーへの浸透したと言っていいが、GoogleアカウントやMicrosoftアカウント、Apple IDの取得といった一般ユーザーには導入の点で難しい部分がいくつかある。

ハードウェアの操作はパソコンに比べるとはるかに簡単だが、たとえば初めて使用するAndroid端末だったりすると、まだまだ敷居が高い部分がある。

この点で、NEC独自のPCで培ったサポート力をそのままAndroidにも取り入れ、わかりやすい導入用のマニュアル、サポートサービスを展開している。

今回のSIMフリー端末でも、マニュアルやサポートサービスは充実しており、初心者が特に戸惑うことの多い通信サービスの設定もあらかじめ登録されている。こうした地道な努力が日本メーカーの底力と言えるかもしれない。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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