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ASUSがコスパの高いSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」を日本市場に投入【デジ通】

ITライフハック / 2014年10月31日 13時0分

ASUSがコスパの高いSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」を日本市場に投入【デジ通】

ASUSはAndroidスマートフォンの「ZenFone 5」を日本市場に投入することを発表した。発売は11月8日から。ASUSの製品にはタブレットと合体する「PadFone」、電話もできるタブレットの「Fonepad」をリリースしてきたが、スマートホンとして初めてリリースされたのが「ZenFone」となる。このZenFone 5はSIMフリー端末としてMVNO業者と組み合わせて日本市場に投入される模様だ。

このZenFone、実は1月のCESで発表されていたものだ。この時点は、液晶サイズごとに「ZenFone 4」、「ZenFone 5」、「ZenFone 6」の3タイプが用意されていた。正式に販売が開始されたのは、4月8日(台湾)で、その後いくつかのバリエーションモデルが登場。販売地域は、中国、香港を初めとしたアジア各国から始まり、ロシア、トルコ、ブラジルと拡大していった。そして日本市場への投入となったわけだ。

zen2

今年の春に販売が始まったばかりなので、「ZenFone」というブランド名の認知度もそれほど高くはないと思われる。しかし、コストパフォーマンスが高いこともあってか、月間100万台を販売する人気商品となっている。おそらくスペックなどを理解できないユーザーでも本体価格で購入していると見ていいだろう。

■日本では5インチモデルの「ZenFone 5」のみで展開
日本では5インチ液晶を採用した「ZenFone 5(A500KL)」のみが発売される。これは日本のLTEに対応させる必要があったためだ。対応するLTEバンドで1、3、7、8、19。これ以外には3GやGSMにも当然対応している。
日本での価格は、ストレージ容量により異なり、16GBモデルが26,800円、32GBモデルが29,800円となる。iPhoneシリーズや国内大手メーカーのスマホと比べても破格と言える設定だ。

気になる操作性であるがASUSのAndroidタブレットMeMO Padでも採用しているZenUIを搭載。MeMO Padを使用したことgあある人なら同じ操作感で利用できる。日本向けモデルの特徴としては、日本語入力としてジャストシステムのATOKがプリインストールされている点。また、タイアップしている各社のMVNOのAPNがすでにセットされており、SIMを差すだけで接続可能になっているのはうれしい。

LTE以外の特徴的なハードウェア機能として面白いのが手袋モードだ。冬場に一般的な手袋をつけたまま操作ができる。裏面のカバーは自由に取り外せるようになっており、背面パネルと一体化した全面保護カバーも別売りされる。値段はiPhone 6よりもはるかに安いわけだが、こうした低価格のスマートフォンは性能が低いというのが惣佐だった、ところがZenFone 5に関しては最上位機に近い性能を持ちながら、導入コストを押さえたスマートフォンになっている。MVNO利用で最新の端末を使いたいと思っている人におススメだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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