創業100年超の東洋製罐「OPEN UP! PROJECT」第二弾!熱い料理をふーふー冷ましてくれる“食卓コミュニケーション・トイ”「猫舌フーフー」コンセプトモデル発表
ITライフハック / 2020年1月30日 9時0分
![創業100年超の東洋製罐「OPEN UP! PROJECT」第二弾!熱い料理をふーふー冷ましてくれる“食卓コミュニケーション・トイ”「猫舌フーフー」コンセプトモデル発表](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/itlifehack/itlifehack_65869_0-small.png)
創業から実に100年を超えた包装容器の総合プロフェッショナル企業である東洋製罐グループは、これからの新しい100年を創造すべく、いままで培った容器の技術力やノウハウを活かし、ひとりひとりが抱える課題を解決していくことを目的としたイノベーションプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」を2019年10月より始動している。
この度、同プロジェクトの一環として、家族の楽しい食事をサポートする“食卓コミュニケーション・トイ”である「猫舌フーフー」のコンセプトモデルを発表するとともに、プロダクトムービーを公開した。今後の予定は、玩具メーカーや食品メーカーとの協業により実際の商品化を目指すとしている。
■ひとりひとりと直接向き合いイノベーションを起こす
この「OPEN UP! PROJECT」は、大衆にとどまらない細かなニーズとひとりひとりが抱える課題に向き合うことでイノベーションを起こし、より豊かな社会の実現を目指すプロジェクトだ。
すでに同プロジェクトの第1弾として “日本酒”のあり方を変革し、お祭りに新たな価値を提供するとともに地域創生を起こす祭り訪問型日本酒充填サービス「詰太郎」の提供を2019年10月より開始。そして今回、同プロジェクトの第二弾として、楽しい食事をサポートする“食卓コミュニケーション・トイ”「猫舌フーフー」のコンセプトモデルを開発した。なお、プロダクトがどういうものか理解できる動画を公式サイトおよびYoutubeにて公開した。
■社会の変遷に伴い食卓環境も大きく変化
近年、労働力不足等による共働き世帯の増加、スマートフォンなどの普及、IoT化などの社会変化により、食卓の環境やあり方も変化してきています。特に、家族皆で過ごす時間が多い、小さな子供を持つ家庭には、さまざまな変化や課題が山積みだ。
そこで「OPEN UP! PROJECT」の考えのもとリサーチをしていく中で「子供におとなしく座ってもらい、スムーズにご飯を食べてもらいたい」「もっと子供たちが食事に関心を持ってほしい」といった"食卓および食事を子供たちに前向きに楽しんでもらいたい"という両親たちの願いに着目。
そこで子供たちの食事への関心を高め、楽しい食事をサポートするプロダクトとして「猫舌フーフー」が開発されたというわけだ。
「猫舌フーフー」は、お椀やカップの縁に引っ掛けでスイッチをオンにすると“にゃーにゃー”という可愛らしい鳴き声とともに、温かい飲み物などを“フーフー”して冷ましてくれる画期的な猫型の玩具。
電子レンジや電気ケトル等、加熱や保温するための商品は世の中に多数存在するいっぽう“熱いものを冷ます”という真逆のプロダクトとなっている。
■実際の家庭で試してもらった
そこで実際にコンセプトモデルを小さな子供を抱える家庭に体験してもらったところ、子供が「猫舌フーフー」に興味を持ち、積極的に席についてご飯を冷ましてから、自ら喜んで食べるというケースが見られたという。
こうしたことから、「猫舌フーフー」の導入により子供が食事に集中し関心をいだくとともに食卓での親子のコミュニケーション増加が期待できることが判明。この体験の様子などをまとめた動画は公式サイトおよびYoutubeにて公開中である。
また開発においては、数多くのロボットやプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社と共同で実施。機能面だけではなく子供が親しみを持ってくれるようにデザインされている。
■実際の製品化にも着手予定
今後は、玩具メーカーや食品メーカーとの協業により、実際に商品化し市場展開を目指していくとともに、子育て中の家庭のみならず、高齢者向けなど様々なシーンでの活用等も検討していくとしている。
■プロダクト概要
名称:猫舌フーフー
全高:75mm
重量:64g
カラー:グレー、茶色
商品概要URL:https://jp.open-up.tskg-hd.com/ideas/buddycatfufu/
※本商品はインターネット通信を利用したIoT商品ではありません。
■東洋製罐グループ「OPEN UP! PROJECT」について
100年以上の歴史を持つ東洋製罐グループは、これまで時代によって変化する世の中の課題に対して真剣に向き合い“日本初の自動製罐”や“アイスクリームの紙カップ”、“世界初のレトルトパウチ”の発明など容器のイノベーションに常に挑戦し続けてきた実績を持つ。
令和の新時代は、人々が同じものを使い、食し、同じ生き方を求める“大衆の時代”から、それぞれが選んだ生き方を求める“個の時代”へと変化。その中で東洋製罐グループは、令和から次の100年を創造するべく、大衆にとどまらない細かなニーズと一人ひとりが抱える課題に向き合うことでイノベーションを起こし、より豊かな社会の実現を目指すプロジェクトが「OPEN UP! PROJECT」である。
■「OPEN UP! PROJECT」公式サイト
■東洋製罐グループ
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