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2019年の国内家庭用ゲーム市場規模は実に4368.5億円!前年比100.6%で微増ながらソフト市場は3年連続プラス成長(ファミ通調べ)

ITライフハック / 2020年3月5日 13時0分

2019年の国内家庭用ゲーム市場規模は実に4368.5億円!前年比100.6%で微増ながらソフト市場は3年連続プラス成長(ファミ通調べ)


ファミ通は、2019年の国内家庭用ゲーム市場について、速報をまとめた結果を発表した。集計期間は2018年12月31日~2019年12月29日。

■ハードは微増ながらソフトのオンラインによる決済は堅調
2019年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比93.8%の1,595.4億円、ソフトが同105.0%の2,773.0億円(うちオンラインが1,104.0億円)、合計で同100.6%の4,368.5億円と前年より微増となった。ハード市場は昨年対比でマイナスとなったが、2013年から2016年の市場規模を上回っており、依然として高い水準にある。一方、オンライン決済全体を含めたソフト市場は、ダウンロード販売の拡大が続き、3年連続で昨年対比プラスとなった。

■Switch用ソフトが大差でトップ
ダウンロード販売を含めた年間ソフトランキングは、372.6万本を販売した「ポケットモンスターソード・シールド」(ポケモン/2019年11月15日発売/Switch)が他のタイトルと大きく差をつけ、首位を獲得。続く2位には「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」(任天堂/2018年12月7日発売/Switch)がランクイン。年間販売本数は137.2万本と、2018年から2年連続でミリオンタイトルとなった。ダウンロード版を含む累計販売本数は404.2万本とNintendo Switch向けソフトでは唯一の400万本突破タイトルとなり、歴代1位となっている。上位2タイトルがミリオンヒットを達成したことにより、Nintendo Switch本体の販売も牽引。引き続き2020年の動きも注目される。

ハード市場では、Nintendo Switchの携帯版にあたるNintendo Switch Liteが登場し、9月の発売から4か月で104.5万台を販売。2機種合計で449.4万台を売り上げ、昨年に続き年間販売台数のトップとなった。2017年3月に発売された同ハードは、3年目となる2019年も、前年を1.3倍上回る好調な結果となっている。なお、2位のプレイステーション4は、年間119.6万台を販売した。2020年は、「あつまれどうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売予定/Switch)や「ファイナルファンタジーVIIリメイク」(スクウェア・エニックス/2020年4月10日発売予定/PS4)といった期待の新作が登場予定だ。ハード市場も、プレイステーション 5とXbox Series Xの発売が発表されており、ゲーム市場の新たな盛り上がりが期待される。

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