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富士通の春モデルで大注目! 無線ディプレイの新感覚パソコン「LIFEBOOK GT77/T」【デジ通】

ITライフハック / 2015年1月21日 13時0分

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富士通が春モデルを発表した。中でも新コンセプトのパソコン「LIFEBOOK GT77/T」が大注目だ。一見するとデスクトップパソコンだが、液晶部分が完全に分離できるため、タブレットのように部屋の中を自由に移動して利用できる。

さらにタブレット部分となる15.6型液晶部分は、本体と無線で通信。高性能CPUや大容量のストレージは本体部分に置いたまま薄く軽量な画面部分だけを持ってケーブルレスで自在に利用できる。これはかなり便利。

前述したように同製品、本体部分とディスプレイ部分で構成されていて、一体化した状態では単なるオールインワン型デスクトップパソコンにしか見えない。ところが、ディスプレイ部分が本体と完全に切り離して利用できる。

しかし、ディスプレイと分離できるタイプはこれまでも存在していた。ただし、ディスプレイ部分にCPUやメモリー、ストレージといったパソコンの基本コンポーネントを載せ、キーボード部分はバッテリーや各種インターフェイス類といった形か、ディスプレイ部分は取り外すとAndroid端末になるといった2製品が1つになったといった製品だった。ところが今回は、本体と通信することで利用できる。液晶だけでは使えず、本体がなければ利用できないといった製品なのである。

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本体部分は正面から見ると単なるスタンドのようにも見えるが、横から見ると、一般的なPCのインターフェイスが用意され、光学ドライブも搭載しながら非常にコンパクトに作られた小型パソコンであることがわかる。

この部分が心臓部で、ディスプレイ部分に無線で画面情報を転送している。CPUはインテルのCore i7-4712HQ、メインメモリーは8GB、ストレージは1TB×2で合計2TBと大容量だ。光学ドライブはBD対応と、一般的な高性能デスクトップと同等かそれ以上の仕様になっている。

この十分すぎる性能を、15.6型のワイヤレス液晶ディスプレイでもって利用できるわけだ。ディスプレイのバッテリー駆動時間は4時間。本体部分と必ず組み合わせる必要があるため、家から離れて完全に持ち出しての利用は無理だ。

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本体とディスプレイで通信可能な距離は30mと意外と長い。これで画面の遅延は0.07秒だ。実際にタッチ操作で使用してみても遅延自体はほぼ体感では認識できなかった。

たとえばアクションゲームをプレイする場合には遅延を感じる可能性もあるかもしれないが、一般的な用途でのパソコン操作では無線で通信していることすら認識しないで利用できそうだ。

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ディスプレイ部分の重量は980g、画面サイズが15.6型と大きめだが、重いとはあまり感じなかった。この15.6型サイズが絶妙で手に持って使用すると大きめの雑誌を読むような感覚になる。大きめと言える10型程度のタブレット画面よりも、はるかに見やすく操作もやりやすい。こういった大きめサイズの画面のおかげで多くのコンテンツが楽しめそうだと感じた。この画面を活用できるコンテンツが続々と登場することを待ちたい。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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