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消費者を惹きつけ、購買行動を促進できるO2Oクラウドサービス「ZIGSOW RUNWAY」

ITライフハック / 2015年2月13日 10時0分

消費者を惹きつけ、購買行動を促進できるO2Oクラウドサービス「ZIGSOW RUNWAY」

オンラインショップを運営している企業にとって、消費者の購買行動が読めるなら苦労はしない。どういうジャンルの何という製品に人気があるのかが分かれば、製品の構成も簡単に行える。また、購入のきっかけになる行動がつかめれば、商品の売り上げも楽に伸ばすことができる。

そうした消費者の購買行動を読み取るためにマーケティングリサーチの業者に依頼し、少なくないお金を支払い、定期的に市場調査を依頼して調査を行っているという企業は多いだろう。

市場調査はA社、実際の消費者属性のチェックはB社、そして自社でオンラインショップの運営と、それぞれがバラバラに動いていたのでは、情報の共有化や連携がうまく行かないようなこともあるだろう。しかし、すべてが1つにまとまったサービスがあったらどうだろう? ということで「ZIGSOW RUNWAY(ジグソーランウェイ)」を紹介しよう。

zigsowは、これまで培ったメディア運用ノウハウと、さまざまな企業へのマーケティング支援から得た経験をもとに購買行動を促進させるO2O(Online to Offline)クラウドサービス「ZIGSOW RUNWAY(ジグソーランウェイ)」を開発、同サービスの提供を2015年2月10日(火)より開始した。その第1号ユーザーが伊勢丹メンズ館である。

■「ZIGSOW RUNWAY」とは?
先述したように「ZIGSOW RUNWAY」は、重要なマーケティング要素である「コンテンツ」「Webやアプリ、実店舗などのチャネル」、「消費者の属性」、「消費者の行動履歴」を統合管理できるクラウドサービスだ。

同サービスにより、利用企業は1つのコンテンツをWebで発信するだけでなく、スマホアプリを通じて消費者の属性に応じたコンテンツのプッシュ配信、実店舗への入店時に属性に応じたイベント情報の配信や目の前の商品に関連したコンテンツの表示、などを簡単に行えるようになる。

さらに、実店舗での行動履歴を、ECサイトなどオンライン上で活用することも可能になっている。

実際の活用の場としては小売店における販売促進活動や、地方自治体等による地域活性化、各種イベントでの利用など、業種・業態を問わずさまざまな用途が想定できる。

実際の導入事例として、第1号ユーザーである伊勢丹メンズ館によるWebメディア「ISETAN MEN’S net」 、およびiOS向けアプリ「ISETAN MEN’S」のプラットフォームとして「ZIGSOW RUNWAY」がある。これらは2015年2月9日(月)より公開中だ。

伊勢丹メンズ館によるWebメディア「ISETAN MEN'S net」

伊勢丹メンズ館によるWebメディア「ISETAN MEN’S net」

■ZIGSOW RUNWAYで可能になる機能とサービス
さて「ZIGSOW RUNWAY」には、どういった機能とサービスがあるのだろうか。ここで、主なものを紹介しよう。

ZIGSOW RUNWAYの主な機能とサービス
・ コントロールセンター(CMS/CRM)
ここではZIGSOW RUNWAYの管理ツールで、Webブラウザから操作できる。「コンテンツ」、「チャネル」、「消費者の属性」、「消費者の行動履歴」を統合管理できる。また、管理者、編集者、投稿者の3つの権限により、チームでの運用が可能だ。

・ オウンドメディアサービス(Webコンテンツ)
オンラインショップのWebコンテンツ本体。レビューメディア「ZIGSOW」で培ったメディア運用ノウハウをもとに、クライアントのニーズに最適化されたオウンドメディアを設計、デザイン、構築する。これによりメディアを通じて消費者やファンとの日常的なリレーションシップを築くことができる。

・ メディアアプリ(iPhone/Android)
スマホ向け自社メディア向けアプリ。イベントやキャンペーン情報、クーポンなどアプリ限定コンテンツの配信や、アプリ利用者の属性に即したコンテンツ配信により、消費者やファンの店舗への誘導を促す。

・ センサー(O2O)
顧客がアプリを使った際に各種センサーから送られてくる情報をまとめる。BeaconやWi-Fi、GPS、NFCなど各種無線通信技術を活用し、アプリを通じて店舗来店者に有効な製品情報やセール情報等を配信、購買意欲を高める。さらに消費者の嗜好や行動データをもとに、店舗内レイアウトの改善や、Eコマースのパーソナライズにも効果をもたらす。

・ 仮想コマース(AR/VR)
AR(拡張現実)技術を活用し、店舗外にいる消費者に対してもリアルタイムに情報を配信する機能。これにより実店舗への誘導をはかる。また、VR(仮想現実)技術と組み合わせることで、店舗外にあっても実際に店内で買物をしているようなEコマース体験を提供できる。

以上、同サービスの主な機能を紹介した。zigsowでは、今後1年間で「ZIGSOW RUNWAY」採用企業50社を目標とし、継続的なサービスの拡張と改善に努めていくとしている。かなり魅力的なツールが揃っているので、消費者の購買行動を今以上に促進させたいと考えている企業にとって、強い味方になってくれるサービスと言える。気になったマーケティング担当者は、コンタクトを取ってみることをおススメする。

■ZIGSOW RUNWAY

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