別世界への扉は何処(どこ)にでもある!青木 陽 写真展“火と土塊”開催
ITライフハック / 2014年2月7日 8時0分
![別世界への扉は何処(どこ)にでもある!青木 陽 写真展“火と土塊”開催](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/itlifehack/itlifehack_840_0-small.jpg)
歌舞伎座(東京・銀座)の真裏に誕生した「Art Gallery M84」が2014年2月24日(月)より青木 陽(あおきよう)氏の写真展“火と土塊”を開催する。
このギャラリーは「アートを展示する場、鑑賞する場、購入する場」としてだけではなく、その先にある「アートを楽しみ、アートを通じて自己表現をしたい人々が気軽に集える場所」である。
オーナーによると、アートをもっと身近に感じてもらうために、アートを観る楽しみ、作る楽しみ、作家と作家、作家とお客様、お客様同士がつながって、アートの可能性を 広げていく拠点を目指していると言う。
■「作品のレベルの高さは特筆に値する」と 写真評論家の飯沢耕太郎氏
今回の作品展は、Art Gallery M84の11回目の展示として実施するものだ。写真の町である北海道の「東川町国際写真フェスティバル2013」の一環として開催された「赤レンガ公開ポートフォリオオーディション」(2013年8月10~11日)でグランプリを受賞した青木 陽氏の写真展となる。
写真展“火と土塊”は、身近な物事(ものごと)に潜んでいる別世界へのポータル(入口)を、それぞれの関係性を、わざとずらすことで見いだし、別の世界への扉は何処(どこ)にでもあるということを表現した作品、約30点のオリジナルプリントを展示する。
赤レンガ公開ポートフォリオオーディションでは、一次審査に挑んだ20名が持ち寄ったポートフォリオの審査を行い、最終審査に進む5名を選考。2日目は作品をスクリーンに投影し、一般公開でプレゼンテーションによる審査が行われた結果、青木 陽氏を含む2名がグランプリに選出された。審査員で写真評論家の飯沢耕太郎氏は「グランプリ選出作品のレベルの高さは、特筆に値するものだった」と絶賛したほどだ。
なお、2月24日(月) は19時よりオープニングレセプションを予定している。
(また、もう一人のグランプリ受賞者と3月10日(月) 18時よりトークショーも予定されている。)
■写真展概要
名称:青木 陽 写真展“火と土塊”
展示作品数:約30点
作品購入:展示作品は、全て購入可能
主催:北海道東川町実行委員会
特別協賛:Art Gallery M84
期間:2014年2月24日(月)~2014年3月8日(土) ※休館日を除く
場所:Art Gallery M84
所在地:東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電話:03-3248-8454
開館時間 :10:30~18:30(最終日17:00まで)
休館日:日曜日
入場料:無料
写真展に寄せて青木 陽氏からのメッセージ
幼い頃は拾ったガラクタも宝物、色々なものが新鮮で大切に思えました。成長するにつれて知識が増えると、目の前にある世界は、ほんの一部分でさえ断片になり、今は身近にある物事(ものごと)もその全体を伺い知ることができません。何もかもが断片的に現われるので、予め付与された価値や意味を越えて、自主的にそれらを秩序付けることは大変難しく感じます。子供たちは公園の一角を家に、泥団子を食べ物に、棒切れを馬に、ありふれたものを様々に見立てます。こうしたごっこ遊びのきっかけになる小道具は、別の世界への扉なのかもしれません。あらゆる物事からその本性の機能や価値とは無関係に意味を見出す自由な精神を羨ましく思いました。
■青木 陽(あおきよう)略歴
1982年 広島生まれ。
2001年 私立武蔵高等学校卒業
2006年 信州大学医学部中途退学
2011年 早稲田大学第一文学部哲学専修卒業、在学時より独学で写真撮影を行う。
■受賞歴
2013年 東川町国際写真フェスティバル ポートフォリオオーディショングランプリ受賞
■青木 陽ホームページ
■Art Gallery M84
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