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電子メールは、データ移行が面倒なローカル保存をやめてクラウド系に移行すべし【デジ通】

ITライフハック / 2014年2月14日 4時0分

電子メールは、データ移行が面倒なローカル保存をやめてクラウド系に移行すべし【デジ通】

ここ何回かパソコンの引っ越し(Windows XPからWindows 8.1への移行)について紹介してきている。XP時代からWeb上のサービスは、Webストレージやフリーメールといった、のちにクラウドサービスと言われるものの原型が作られており、それらを利用し続けているなんて人も多いだろう。

そして、プロバイダーのメールもWebからアクセスできるWebメール、POP3 & APOP/SMTPやIMAP4などといった仕組みが用意されている。対してGmailなどのWebメールサービスとの違いについて紹介しよう。

クラウドサービスの利用で便利なるケースはいくつかあるが、その中でも特に利便性が向上するのが電子メールだ。受信したメールはメールサーバからローカルのパソコンにダウンロードし、サーバー側のデータを削除するのが一般的だった。

大容量ストレージが安価になったおかげで今ではメールをクラウド上に保存したままで運用できるようになってきた。そしてGmailのようにPOP3やAPOPなどに対応しているためWebメールがメールサーバにメールの問い合わせを行い、クラウドスペースにメールを引っ張ってくるといったことが可能になっているため、ローカル側に保存したメールでHDDが圧迫されることがなくなった。

パソコンで使う電子メールは、個人用の場合はプロバイダーから提供されたアドレスを利用する。以前は多くのプロバイダが用意しているメールサービスはローカル側にメールを保存することを前提としていた。そのため電子メールクライアントのメールソフトが必要であった。

先述したGmailといったクラウドベースの電子メールサービスは、サーバー容量が非常に大きいため、パソコンにデータを保存する必要がない。このGmailなどのクラウド系メールサービスに全面的に移行してしまえば、スマートフォンやパソコンで使うメールアドレスを一本化できるし、Windows XPから8.1への移行もアカウント情報を入力するだけでとなる。

プロバイダーのメールもWebメールサービスが増えてきており、筆者が利用しているBIGLOBEは5GB以内であれば無制限で利用でき、さらにWebメールクライアントが利用できるようになっている。

BIGLOBEのWebメール

BIGLOBEのWebメール

Gmailなどは、クラウド上にデータを残したままにすることを基本としており、2014年2月現在で他の文書ファイルなど合わせ、なんと15GBの容量を無料で利用できる。一般的な利用では、現時点でも数十年は利用できる容量だ。

Gmail以外日もマイクロソフトが提供するOutlook.comなど他のサービスもある。これらのメールサービスは多くのメールアプリが対応しており、アプリ上でアカウント情報を入力するだけで、クラウド上にあるデータを利用できるようになる。このため、パソコンやOS乗り換えや、複数のデバイスでの同時利用も簡単にできる。

ちなみに、これらの無料で提供されているメールサービスは、いわゆる無料でアカウントが取得できるフリーメールアドレスからの登録では利用できないこともあったが、最近では問題なく利用できるようになっている。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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