70歳までの「定年延長」に賛成? 反対? 働き盛りのビジネスパーソンはどう考えているのか

ITmedia ビジネスオンライン / 2019年1月18日 11時45分

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ミドル世代が考える定年延長のメリット(=エン・ジャパン調べ)

 高年齢者雇用安定法の改正によって、定年の年齢が65歳から70歳へ引き上げられる可能性が取り沙汰されているが、35歳以上のビジネスパーソンの83%が定年延長に「賛成」だと考えている――。人材会社エン・ジャパンの調査でこんな結果が出た。

 回答者は定年延長に対し、「定期収入を得られる期間が延びる」(71%)、「社会参加を継続できる」(57%)、「仕事のやりがいが生きがいにつながる」(46%)、「人との触れ合いや出会いの機会を確保できる」(45%)、「時間を持て余すことがなくなる」(36%)といったメリットを感じていた。

 一方、「年金が減額される可能性がある」(44%)、「健康上の不安がある」(39%)、「長年働き続ける将来を考えると、気分が落ち込む」(18%)、「成果を挙げ続ける自信がない」(13%)といったデメリットや不安要素を指摘する声もあった。

 定年延長が実現した場合は「キャリアプランを見直すきっかけになる」と考える人は67%。「これまでの経験が生かせる別企業への転職を検討する」(49%)、「新しい経験が積める別企業への転職を検討する」(37%)、「現職企業で経験を生かし、長く活躍できる方法を模索する」(34%)といった意見が出た。「企業やフリーランスを検討する」(21%)という人もいた。

 転職を希望する人は50代、独立を希望する人は40代に特に多かった。

 ビジネスパーソンが今後のキャリアを見直す機会になりそうな定年延長だが、「70歳」という新たな定年年齢には「延長しすぎだと思う」(43%)、「妥当だと思う」(48%)、「もっと延長すべきだと思う」(9%)など、さまざまな意見が挙がっていた。

 調査は2018年11月30日~12月27日にインターネット上で実施。エン・ジャパンのサービス「ミドルの転職」を利用する35歳以上のユーザー970人に意見を聞いた。

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