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6割が「営業の難易度、コロナ禍前より高い」と回答 DXの実感も薄い

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月11日 6時40分

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Sansanの調査から営業活動の実態やDXの浸透度合いが見えてきた

 Sansanが実施した「営業活動における実態調査」から、57.4%の営業社員が「コロナ禍後に営業の難易度が高まっている」と回答していることが分かった。

 コロナ禍を経て営業活動に大きな変化がもたらされたのは事実だが、現場の営業社員はどういった点に難しさを感じているのか。また、調査からは現場でDXが浸透していない実態も見えてきた。

●約6割「営業の難易度上がった」 なぜ?

 コロナ禍前後で営業の難易度は高まっているか聞いたところ、15.1%が「高まっている」と回答。「やや高まっている」と回答した人は42.3%となった。

 理由については、過半数が「顧客ニーズの多様化」(55.7%)を挙げた。以降、「営業手法の多様化」(41.9%)、「新たな競合・類似サービスの出現」(31.4%)と続いた。

●DXも進まず 約7割が「進んでいない」

 営業の難易度が上がっている中で、継続的に売り上げをつくっていくにはデータやデジタル活用が不可欠となる。しかし、調査によると約7割が「営業DXは進んでいない」と回答している(「進んでいない」と「どちらかと言えば進んでいない」の合算)。

 営業DXに期待していることとしては、52.8%が「営業活動の効率化」を挙げた。2位は「新規顧客の開拓」(34.0%)、3位は「既存顧客からの売り上げ拡大」(27.6%)だった。

 Sansan事業部 事業部長の小川泰正氏は、調査を踏まえて「2018年に経済産業省がガイドラインをまとめたことで企業の意識が高まり始め、DXはコロナ禍を経て一気に広がりました。しかし、営業現場ではまだまだ推進の余地があることが分かりました。また、営業DXに期待することの回答から、業務効率化だけでなく、売り上げの拡大も求められていることも分かりました」とコメントしている。

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