新卒1年目の5割超が入社1カ月で「転職検討中」、その理由は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月24日 17時15分
新卒1年目の5割超が入社1カ月で「転職検討中」、その理由は?
2024年度新卒1年目、入社1カ月で約5割が転職を検討中──そんな調査結果を、Webメディア事業を手掛けるラグザス(大阪市)が発表した。「現在転職を考えているか」の質問に対し、2024年度新卒1年目である社員の26.3%が「真剣に考えている」、24.6%が「漠然と考えている」と回答した。
転職を考えた理由については「給与、福利厚生への不満」が最も多く25.5%だった。次いで「会社の将来性、方向性への不安」(19.0%)、「人間関係」(18.3%)が多くなった。
「給与、福利厚生への不満」と答えた人からは、「営業職だがインセンティブなどがない」(男性/出版・印刷業)、「基本給が低く、ボーナスがあると聞いていたが出ないと分かったため」(女性/サービス業)など、特に給与面についての不満が多く挙がった。
転職を考え始めたタイミングについては、「入社1カ月以降」が36.6%で最多となった。「内定後」と回答している人も11.7%で、「新卒採用が早期化し、焦りから内定承諾に至った結果、納得のいく就職活動ではなかったことなどの背景が考えられる」と同社は分析した。
転職活動をするにあたって重視する点については「給与、福利厚生が良い」(50.6%)が最も多い。転職を考えている理由で最多となったことからも、不満点を改善できる転職を希望している人が多いことが分かった。次いで「希望する業務内容が担当できる」(36.3%)、「残業が少ない」(26.6%)と続いた。
転職活動の方法については「転職・求人サイト」(40.6%)が最も多く、「転職エージェント」(30.6%)が続いた。
調査は5月16日、2024年度の新卒1年生300人を対象にインターネットで実施した。
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