「コナズ珈琲」宮城県利府町に6月27日オープン 東北エリア初出店

「コナズ珈琲 利府店」がオープン

　トリドールグループのKONA’S（東京都渋谷区）は、宮城県利府町にハワイアンカフェ・レストラン「コナズ珈琲 利府店」を6月27日にオープンする。全国43店舗目で東北エリア初出店となる。営業時間は平日午前10～午後10時、土日祝は午前9～午後10時。席数は99席。

　コナズ珈琲は「いちばん近いハワイ」をコンセプトに掲げるハワイアンカフェ・レストラン。ハワイで過ごす休日のような心地よい時間と、おいしい食事がもたらす感動体験を届けることを目的としている。

　カラフルなハワイアン雑貨やサーフボードが飾られ、遊び心のあるソファやテーブルなどのインテリアが、ハワイのローカルのリビングにいるような雰囲気を演出。ゆったりとくつろげる空間で、日本にいながらハワイ気分を味わえるという。

　メニューには、ハワイアンパンケーキのほか、ロコモコ、ハワイ定番料理のガーリックシュリンプなどのハワイアンフードを用意。さらに、コナズ珈琲の代名詞でもある店内焙煎したコナコーヒーを始め、リゾート気分が味わえるハワイアンカクテルなどのドリンクメニューを提供している。

●利府に出店した理由

　同社は、利府に出店した理由として大きく2つを挙げている。1つめは「東北エリアで最も人口が多いと言われる仙台市からクルマで来店できる距離で、昨今盛り上がりを見せている場所であること」、2つめは「積雪が比較的少ないので植栽をふんだんに用意することができ、店頭に着いた瞬間からハワイ気分を味わってもらえること」。

　また、利府店はイオンモール新利府のすぐ近くに位置しているため、買い物に訪れる人や、近隣の家族・友達とのランチ・ディナーでの利用を見込んでいるという。

　同チェーンは2013年12月に1号店である「コナズ珈琲 ふじみ野店」（埼玉県ふじみ野市）をオープン。コロナ禍の2019～22年には店舗数を33から41店舗に増やし、売上高は1.5倍以上、営業利益は3倍近くまで増加した。