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ローソン、振るだけで食べられるパスタサラダ発売 タイパニーズに対応

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月30日 15時0分

ローソン、振るだけで食べられるパスタサラダ発売 タイパニーズに対応

提供:ゲッティイメージズ

●プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 ローソンは5月27日、振って食べるパスタサラダ3商品を発売した。高まるタイパ(タイムパフォーマンス)ニーズに対応し、容器を振ることでドレッシングが具材と混ざり、一度に数種類の食材をバランス良く食べられる商品として訴求する。

 同商品は、これまでのパスタサラダと異なり、小袋のドレッシングを添付していない。容器本体を振ることで下部に入っているドレッシングが具材と混ざり、手軽に食べられる仕様とした。

 5月27日に発売したのは「振っておいしいパスタサラダ 豚しゃぶ」(397円)、「振っておいしいパスタサラダ ローストチキン」(397円)、「振っておいしいパスタサラダ 海老明太子」(397円)の3種類。6月3日からはもち麦パスタを使用した「振っておいしいパスタサラダ BBQポーク」(397円)と「振っておいしいパスタサラダ ビビンパ風」(397円)の2商品を発売予定だ。

 2024年3月に埼玉県の20店舗で実験販売を行ったところ、20~30代の女性から支持を獲得。実験店舗のサラダ全体の売上高は導入前週対比で約2倍となったという。

 振るだけで食べられるようにした背景には、消費者のタイパニーズが高まっていることが挙げられる。スマホお助けサイト「Appliv TOPICS(アプリヴトピックス)」が2023年1月24~31日、20~59歳の男女1746人に調査を実施したところ、53%が「日常生活でタイパを意識する」と回答した。日常生活でタイパを意識すること1位は「食事・料理」(464人)で、以下「掃除」(416人)、「仕事」(407人)と続いた。

 ローソンは2024年度上期の商品戦略として、タイパ(=タイムパフォーマンス)、費用対効果を意識したコスパ(=コストパフォーマンス)、環境配慮などを意識したウェルパ(=ウェルビーイングパフォーマンス)のニーズに対応した商品を強化するとしている。4月2日にはのり弁当がそのままおにぎりになった「具!おにぎり まるで明太のり弁」(322円)を、4月18日には片手で食べやすいスティック状のケーキ「ご褒美スティックケーキ ぷっくりクリーム&いちご」(268円)と、「ご褒美スティックケーキ 濃厚モンブラン」(292円)を発売した。

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