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25卒の約7割が「内々定を保有」 過去2年で最多、学生の「厳選志向」も明らかに

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月31日 5時15分

25卒の約7割が「内々定を保有」 過去2年で最多、学生の「厳選志向」も明らかに

2025卒の就活実態に関する調査(提供:写真AC)

 2025に卒業予定の学生のうち、7割が4月時点で内々定を保有している。そんな結果が、ベネッセ i-キャリア(東京都新宿区)の調査結果で分かった。平均の内々定保有数は、「2.4社」だった。

 2024年4月時点で選考を受けたことがある企業数として、最も回答が集まったのは「1~5社」(27.0%)。2位は「6~10社」(22.7%)が続いた。過去2年と比較すると、選考を受ける企業を厳選する傾向にあることが見てとれた。

 保有する内々定数について「0社」以外と回答した人は全体のうち68.2%だった。2023年卒の59.7%に対して8.5ポイント増加し、過去2年間で最も多かった。内々定の平均保有数は、2023年卒が「2.2社」、2024年卒「2.1社」、2025年卒「2.4社」と推移している。

 選考中の企業数では「1~5社」(42.6%)の回答率が最も高い一方で「0社」も42.3%を占めた。「0社」と回答したうち就活を終了している人は71.5%。早期に内々定を獲得している学生が多いようだ。

●「満足したので終了」は4割弱

 企業を選ぶ軸や求める条件が定まった時期では「大学3年生・修士1年生の冬」(35.7%)が最多。一方、就活が終了した人では「大学3年生・修士1年生の秋」(34.0%)が最多だった。

 4月以降の活動予定について「内々定がないので就活を続ける」と回答した人は29.2%で、2023年卒比で8.9ポイント減少した。「内々定先があり満足しているので就活を終了する/終了している」は38.5%で、2023年卒比で11.8ポイント増加した。

 2025年卒業予定の大学4年生と修士2年生582人を対象にインターネットで調査した。期間は4月22~28日。

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