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今後1年の景気「悪くなる」が多数派 給与所得は改善も、消費動向は低調傾向

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月31日 5時15分

今後1年の景気「悪くなる」が多数派 給与所得は改善も、消費動向は低調傾向

消費動向に関する定点調査(提供:写真AC)

 企業の賃上げが相次いでいるが、生活者にはどのような影響が出ているのか。クロス・マーケティング(東京都新宿区)が20~69歳の男女1200人を対象に実施した調査結果を発表し、2024年5月時点の給与所得DI値は4.1で、前年同期と比較して7.6ポイント増加した。その他、預貯金DI値は-6.7(前年同期比5.5ポイント増)、おこづかいDI値は-13.4(同3.4ポイント増)だった。

 電気・ガス価格激変緩和対策事業の補助金制度もあり「電気料金の支払金額」DI値は前年同期比で20.6ポイント減となる29.9だった。その他「クラウドファンディングの支援回数」DI値は-14.1(同11.3ポイント減)、「ふるさと納税の回数」DI値は-5.8(同8.6ポイント減)で、ともに過去最低を記録した。

 「タクシー」「映画館」「レンタルDVD」「レンタルCD」の利用頻度や「低カロリー・ダイエット食品の購入頻度」のDI値は前年同期より7~11ポイント減少するなど、前年同期比でマイナス傾向の指標が目立った。

 今後1年間の景気の見通しでは「悪くなると思う」が52%で過半数を占めた。「良くなると思う」は7%とわずかだった。今後1年間における自分自身の消費予測について「変わらない」が54%で最多。「増えると思う」は26%で、「減ると思う」(21%)を上回った。

 5月1~2日にインターネットで調査した。

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