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3割の職場に潜む「マウンティング上司」 多くの人はどう対処しているのか

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月6日 5時15分

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マウンティング上司に関する調査結果(提供:写真AC)

 部下にプレッシャーを与えて萎縮させることで、自分が優位に立とうとする「マウンティング上司」。そんな上司が職場にいると回答した人が3割にのぼることが、識学(東京都品川区)の発表した調査結果で分かった。マウンティング上司に対するコミュニケーションとして最も回答が集まったのは「無視するようにしている」だった。

 職場にいるマウンティング上司の性別では「男性」が82.3%で大多数を占めた。年齢では「50代」(47.0%)、「40代」(24.7%)に回答が集まった。

 マウンティング上司の行動で当てはまるものでは「過去の自慢をする」(54.7%)が1位。「仕事ができることを自慢する」(42.7%)、「過去の苦労話をする」(41.7%)が続いた。

●「無視」が4割弱

 マウンティング上司とのコミュニケーション方法で、最も回答が集まったのは「無視するようにしている」(36.3%)。一方で「意見せず従う」と回答した人も30.7%いた。

 マウンティング上司がいるグループのパフォーマンスについて「高くなると思う」「やや高くなると思う」と回答した人は2割弱にとどまった。「低くなると思う」「やや低くなると思う」の合計が83.3%と多数派で、組織に悪影響を与えると考えている人が多いことがうかがえる。

 職場に尊敬できる先輩がいると回答した人は18.7%にとどまった。尊敬できる先輩の人物像については「相手の意見に傾聴し、相手を尊重している」「部下の意見や気持ちをくんでくれる優しい人」などの意見があった。

 理想の上司の条件として最も回答が集まったのは「正しく評価してくれる」(63.7%)、2位は「仕事の割り振りが適切」(48.3%)、3位は「仕事をサポートしてくれる」(42.7%)が続いた。

 20~59歳の会社員を対象に、インターネットで調査した。期間は5月14~15日で、有効回答数は300件。

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