オフィス環境が「やる気」に直結？ 働く環境に満足する社員の約9割が「仕事がおもしろい」

働く環境に対する意識調査（提供：写真AC）

　オフィス環境と仕事へのモチベーションには相関関係がある、といえそうだ。スターツコーポレートサービス（東京都中央区）が調査結果を発表し、オフィス環境に「とても満足している」と回答した人のうち87.1％が「仕事が面白い、仕事へのモチベーションが高い」と感じていることが分かった。

　全体のうち、仕事を面白いと感じている人は「どちらかというと面白い」（43.3％）と「とても面白い」（10.4％）を合わせ、過半数を占めた。また、面白いと感じている人が最も多い年齢層は「29歳以下」だった。

　オフィスが新しくなると、モチベーションが上がると回答した人は「上がる」（60.3％）と「とても上がる」（28.8％）を合わせて89.1％を占めた。一方で、現状のオフィスについて満足している人は6割弱にとどまった。

　オフィス環境に対して「とても満足している」と回答した人のうち、仕事を面白いと感じている人は87.1％だった。一方、オフィス環境に「かなり不満」と回答した人では仕事を面白く感じている割合が19.4％にとどまった。

　働きたいオフィスの条件として最も回答が集まったのは「立地の利便性が良い」（704人）。2位は「家や寮から近く、通勤時間が短い」（569人）、3位は「リフレッシュスペース・カフェスペースがある」（338人）が続いた。

　会社員921人を対象にインターネットで調査した。期間は4月9～23日。