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ファミマ、従業員の名札は本名でなくてもOKに ローソンではアルファベット カスハラ防止でルール変更相次ぐ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月15日 6時15分

 カスハラ防止の観点から名札の表記を変更した企業では、従業員からどういった声が寄せられているのだろうか。

 タリーズコーヒーでは2022年5月から名札をイニシャル表記としている。例えば、「田中太郎」は「T.T.」となる。

 タリーズコーヒージャパンの広報担当者によると、かつては名札を「太郎 Taro」といったように、名前とローマ字で併記していた。従業員同士が気軽に名前を呼びあえる、お互いの名前を覚えやすいといったメリットがあったという。

 しかし、ある利用客が従業員の名前をSNSなどで検索し、付きまといをするという事案が発生したため、現在のルールに変更した。広報担当者は「名前をローマ字表記にすることで、従業員が安心感を得られるメリットが大きい。トータルとしては変更してよかったという認識だ」と話す。

 企業だけではなく、全国各地の自治体でも名札の表記ルールを見直す動きが出てきている。これまでは「責任感を持って接客してもらう」「利用客との距離を縮める」といった狙いから実名表記にするケースも見られたが、今後は従業員の要望を重視する方向に変わっていきそうだ。

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