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フリーターの約6割が「学び直しの必要性を感じる」 その理由は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月21日 19時15分

フリーターの約6割が「学び直しの必要性を感じる」 その理由は?

フリーターの約6割が「学び直しの必要性を感じる」 その理由は?

 マイナビ(東京都千代田区)は、現在フリーターで働いている男女を対象とした「フリーターの意識・就労実態調査(2024年版)」の結果を発表した。フリーターで働く人の約8割が「経済的なゆとりがない」と回答しており、半数以上が「学び直し」が必要であると感じていることが分かった。

●学び直しの必要性は

 学び直しの必要性について、58.1%が必要性を感じている一方、実際に取り組んでいるのは18.8%にとどまっていることが分かった。

 学び直しが必要だと思う理由では、「収入を増やしたいため」(55.0%)、「自分ができる仕事の幅を広げたいため」(54.6%)が上位となった。

 また、学び直しが必要と感じているものの取り組めていない理由については、「負担する費用が重い」が40.7%で最多となった。他に「新しいことを学ぶ気力がない」(38.2%)、「どのようなことを学び直したら仕事に生かせるか分からない」(36.7%)などがあった。

 フリーターとして働く人のアルバイトの目的1位は「自分の生活費のため」で72.3%となった。次いで「貯金をするため」(45.8%)、「趣味のため」(34.8%)と続いた。また、81.6%が現在経済的なゆとりが「ない」と回答したことが分かった。

 今後最も希望する働き方は「正社員」(32.4%)が最多となり、次いで「アルバイト・パート」(32.2%)となった。経済的なゆとりの有無別に見ると、「ゆとりがない」と回答した人の方が「ゆとりがある」人に比べ、正社員を希望する割合が8.7ポイント高いことが分かった。

 正社員として働きたい理由については、「雇用が安定しているから」(71.4%)が最も多くなった。次いで「固定給が欲しいから」(66.3%)、「正社員の方が福利厚生が充実していることが多いから」(60.9%)と続いた。

 調査は、15~44歳の男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、アルバイト・パートとして働いている2491人を対象に実施した。調査期間は2月15~19日。

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