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イトーヨーカ堂、食品など100品目を約1割値下げ 低価格ブランドも強化

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月28日 17時5分

イトーヨーカ堂、食品など100品目を約1割値下げ 低価格ブランドも強化

イトーヨーカ堂、100品目を値下げ

 イトーヨーカ堂(東京都千代田区)は7月1日から、食料品と日用品のうち計100品目を値下げする。対象商品は調味料や徳用菓子、洗剤など。購入頻度の高い品目を買い求めやすくすることで、集客につなげたい考えだ。

 同社は2023年9月にヨークを吸収合併したことを受けて、オペレーションや販促、配送のプロセスの統合を進めている。商品政策も一体化し、デイリー食品と加工食品の取り扱い品目を約1割削減した。顧客からコストパフォーマンスを求める声が高まっていることも受け、こうした取り組みによるコスト削減効果を「合理的な価格」として消費者に還元するとしている。

 値下げ幅は5~20%で、平均して約10%の値下げとなる。同社は2024年4月にも、71品目の食料品を値下げした。今回の価格改定では、対象を日用品にも広げる。

 ミツカン味ぽん360mlが213円から203円に、三幸製菓雪の宿サラダ20枚が181円から159円にそれぞれ改定される。同社は取り組みの認知を強化しながら、引き続き価格の見直しを進めていくとしている。

 合わせて、セブン&アイグループ共通の低価格PB「セブン・ザ・プライス」の拡大も進める。同ブランドは、包装やデザインを簡素化するほか、生産や物流のプロセスにおけるコストを抑えることで低価格化を実現。ラインアップも2022年9月の11品目から、2024年5月末時点で177品目に広げた。同社は2024年度中に200品目までラインアップを増やし、累計販売金額200億円を目指すとしている。 

 フード&ドラック事業部長の西山英樹氏は同ブランドについて、「お客様の支持が相当高い商品になってきている。NB商品だけではなく、PB商品でも安心して買える価格帯を目指していきたい」と意気込みを見せた。

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