ドンキ、韓国ブランドとコラボしたアウトドアグッズ発売 色使いにこだわり女性需要を意識

ドン・キホーテが韓国ブランドとコラボ（プレスリリースより引用、以下同）

●プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

　ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（以下、PPIH）は、韓国のビューティーブランド「AMUSE（アミューズ）」と共同開発したブランド「KiRAKiRA AMUSE（キラキラアミューズ）」を立ち上げた。6月28日からアウトドアグッズなど34アイテムを発売する。カラーバリエーションが少ないアウトドア市場に、コスメのようなカラフルな色使いの商品を投入し、女性の需要獲得を狙う。

　コロナ禍をきっかけに、高まったアウトドア人気。商品数が増えた一方、アイテムのカラーバリエーションはアースカラーなどが多数を占めている。そこでPPIHはAMUSEと協業し、明るいカラーを中心としたアウトドアアイテムを発売するに至った。

　「テーブル＆チェアセット」（3300円）や「クーラーボックス」（2750円）といった定番のアウトドア商品を用意した。また「ポップアップサンシェード」（5500円）、「ネットラケットセット」（1100円）といった公園でのピクニックなど手軽なアウトドアを想定したアイテムも強化している。