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キユーピー、主力のドレッシング容器を切り替え 再生プラを30%含む素材に変更

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月3日 17時52分

キユーピー、主力のドレッシング容器を切り替え 再生プラを30%含む素材に変更

対象となる商品の一部

 キユーピーは7月2日、180ミリリットルサイズの市販用ドレッシング全25品について、再生PET樹脂を30%含むボトル(再生ペットボトル)を採用すると発表した。7月上旬の製造分から順次切り替える。これにより、年間で新たなプラスチックの使用量を約430トン、CO2排出量を約380トン削減できる見込みとしている。

 ペットボトルのリサイクルが広がりを見せる一方で、調味料や食用油の容器は洗浄工程で油が残ることから、リサイクルの仕組みが社会的に実装されていない。

 こうした課題を解決するため、同社はミツカン、キッコーマン、日清オイリオと共同研究に取り組んできた。また、同社は2021年6月に「テイスティドレッシング」のシリーズで、再生PETを30%含むボトルを初めて採用。2023年8月には「テイスティドレッシング」と「機能性表示食品ドレッシング」の全品に、再生PETを100%含むボトルを採用している。

 今回は対象商品を拡大。市販用ドレッシング類の主力サイズである、180ミリリットルの全25品に再生PETを30%含むボトルを採用する。ボトルの切り替えが済み次第、順次パッケージに独自のマークを付与。環境に配慮した容器である点を消費者に分かりやすく訴求していくという。

 同社は2024年5月に日清オイリオグループと協働し、使用済み油付きペットボトル回収の実証実験も開始。油を使用した商品のペットボトルが資源循環できる社会を目指し、プラスチックの再利用推進に取り組んでいくとしている。

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