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イオン、「コスパ重視」のうなぎ展開 代替品に未利用魚や韓国グルメも

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月8日 18時7分

イオン、「コスパ重視」のうなぎ展開 代替品に未利用魚や韓国グルメも

トップバリュ グリーンアイナチュラル うなぎ蒲焼

 イオンリテールは7月8日から、「イオン」などの280店舗と同社が運営するECサイトで、7月24日の「土用の丑の日」に向けた商品を本格展開する。コスパが良いとして好評を得ている特大・超特大サイズのうなぎ蒲焼のほか、例年に続き代替品も強化する。

 2002年から販売している「トップバリュ グリーンアイナチュラル うなぎ蒲焼」については、物価上昇による節約志向の高まりを受け、「特大サイズ」(211グラム、3218円など)「超特大サイズ」(265グラム、3580円など)の販売数を合わせて過去最大の10万尾に拡大。複数人でシェアが可能なことから「コスパが良い」と好評の商品で、割安感を打ち出す狙いだ。

 低価格帯の商品として、カット済みの「炭香る 中国産うなぎ 白焼ひとくちカット」(753円)と「中国産うなぎ おつまみ串蒲焼」(861円)を発売。ミレニアル世代やZ世代に向け、従来よりもカジュアルで気軽に食べられる商品として売り出す。

 同社はうなぎ生産の持続可能性を確保するためとして、2016年からうなぎの代替食品を展開している。2024年から、規格外で市場に出回らない「未利用魚のがんぞうひらめ」を使用したメンチカツを提案する。うなぎに代わる夏のスタミナメニューとして、ほかに韓国料理「ケジャン風蒸し渡り蟹」(950円)や、2023年から展開している「チュクミポックム(イイダコの旨辛炒め)」(1058円)も販売する。

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