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五角形のネッククーラー、日かげを持ち歩く日傘…… ローソン、限定の暑さ対策グッズを続々投入するワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月21日 6時15分

五角形のネッククーラー、日かげを持ち歩く日傘…… ローソン、限定の暑さ対策グッズを続々投入するワケ

どんなひんやりグッズを展開しているのか

 ローソンが暑さ対策グッズの販売に注力している。2022年、雑誌什器前という目立つ場所でローソン限定のネッククーラーなどを販売したところ、売れ行きが好調だったためラインアップを拡大。2024年は5種類を展開しており、今後も新商品を投入する予定だという。商品の概要や販売に注力している狙いについて、暑さ対策グッズの担当者に聞いた。

●限定のネッククーラー

 6月10日に発売したのは、ローソン限定の「五角形が首にフィット! 超冷感素材ひんやりネッククーラー(M、Lサイズ)」(ともに2189円)だ。この商品には、熱を吸収することで一定の温度を保つ「PCM素材」を使用している。凍結とジェル状を繰り返し、28度をキープするのが特徴だ。

 簡単に凍る点もアピールポイントだ。「冷蔵庫で60分」「冷凍庫で30分」「20度以下の冷水で20分」「20度以下の冷風で60分」のいずれかによってひんやりした状態になり、冷たさは60~120分持続する。

 首にフィットし、ひんやり感をアップさせるために五角形の形状になっている。通勤通学だけでなく、屋外での作業、デスクワーク、アウトドア、ペットの散歩といった広いシーンでの利用を想定している。

 担当者は「50代の女性を中心にご購入いただいています。特に気温が高い日に販売数が増える傾向にあることから、熱中症対策のためにもご購入いただいていると分析しています」と説明する。また、電気代がかからない点も支持されている要因のひとつとして考えられるという。

●日かげを持ち歩く日傘

 7月2日には「どこでも日かげを持ち歩く!99.99%以上遮光で涼しい日傘 SUN DEFENCE」(3289円)を発売した。日焼けを防ぐだけでなく、差しているだけで涼しさを感じられる日傘として訴求している。

 涼しさや高級感を出すために表面のカラーはホワイトに仕上げ、男女兼用で使えるデザインとした。裏地はブラックで、空からの光線をカットするだけでなく、傘内部の紫外線も吸収する。また、照り返しによる日焼けを防ぐようにした。

●目立つ場所で販促する背景

 2022年、ローソンは雑誌什器前という目立つ場所で3種類の暑さ対策グッズを販売した。この施策は好調で、2023年における暑さ対策グッズ(雑誌什器前での販売)の売り上げは2022年比で約2割増という結果に。2024年はネッククーラー、日傘、保冷バッグなど5種類を用意し、さらなる売り上げ増を狙う。

 なぜ、こうした販促に取り組んでいるのか。担当者によると、旅行で外出する機会が増えたことや、猛暑の影響により暑さ対策への関心が高まっていることが背景にあるという。ローソン独自の品ぞろえを強化することで、来店動機を高める狙いもある。

 猛暑が本格化する中、ローソンはどこまで売り上げを伸ばせるか。

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