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世界貿易センタービル、2027年から順次開業 インバウンド需要を意識

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月22日 16時44分

世界貿易センタービル、2027年から順次開業 インバウンド需要を意識

外観イメージ

 世界貿易センタービルディング(東京都港区)、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本は7月22日、建て替え中の世界貿易センタービルディングを2027年以降、順次開業していくと発表した。乗り換え時のアクセス性を向上させるほか、カンファレンス用の施設や観光施設なども整備していくとしている。

●浜松町駅西口再開発の一環

 初代の同ビルは1970年に建設され、オフィスや商業施設、展望台、結婚式場、バスターミナルなどを備えていた。6月に、浜松町駅西口地区開発計画の一環として閉館し、2023年3月に解体工事を完了。

 2021年3月には新たに南館が竣工しており、今後開業するのは本館とターミナル部分にあたる。本館36~46階には、ラグジュアリーホテル「ラッフルズ東京」がオープンするほか、9~34階はオフィス用フロアとして整備する。

 ターミナルの7階には屋上広場を整備。イベントの開催スペースとして、MICE開催時の屋外レセプションでの利用も想定する。

 ターミナル3~5階およびモノレール浜松町駅の2、3階には、アトレが運営する予定の商業施設がオープン予定。

●体験型観光施設も

 訪日外国人を受け入れる体制も強化する。多言語対応のメディカルセンターやキッズセンターを取り込むほか、国際会議にも対応可能なカンファレンスも入居。

 また、羽田空港にほど近い立地を生かし、日本各地の名産品などをテーマとした「観光プレ体験施設」も整備するという。

 3駅5路線が乗り入れる鉄道やバス、タクシーなどの交通機関をスムーズにつなぐ吹き抜け空間「ステーションコア」も整備。交通機関同士のアクセス性を大幅に向上させるとしている。

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