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ニトリの3Dサーキュレーターが「過去最高」の見込み 人気のワケは?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月23日 10時22分

ニトリの3Dサーキュレーターが「過去最高」の見込み 人気のワケは?

ニトリの「3Dサーキュレーター」が人気

 ニトリの暑さ対策グッズとして、サーキュレーターが好調に売れている。商品名は「上下左右自動首振り DCモーターサーキュレーター」(以下、3Dサーキュレーター)で、価格は5990円。販売数が大きく伸びたのは6月中旬からで、昨年と比べて「1~2週間ほど早い」(同社)という。

 従来品と比べて、進化したポイントは4つ。特に、お客からの声が多かった「節電」「首振り」「分解(お手入れ)」を重視して、開発を進めたという。

 ポイントの1つめは、消費電力量が約半分に(※1)なったこと。DCモーターを搭載したことで、1時間当たりの電気代が約0.5円(※2)となった。

(※1)従来モデルFSV-E3DNの1時間当たりの消費電力32W(60Hz)との比較。

(※2)約31円/kWhで計算 全国家庭電気製品公正取引協議会新電力料金目安単価(2022年7月22日改定)。

 2つめは、3D首振り機能を搭載し、広範囲に送風が可能になったこと。左右約60度→75度に、上下約75度→約90度に、それぞれ拡大したため、幅広い範囲に風を送れるようになった。

 3つめは、本体部分以外は分解して水洗いが可能になったこと。専用工具不要で前ガードから後ろガードまで取り外すことができ、分解後は丸ごと水洗いが可能(本体部分は不可)になったので、「より衛生的に使えるようになった」(同社)という。4つめは、重量が約2分の1になったこと。従来品は約2.8キロだったが、現行品は約1.4キロになった。

 ニトリは2020年に、3Dサーキュレーターを発売。当時、試験的に販売して、好調だったことを受け、翌年から正式販売をしている。これまで改良を重ねてきて、現行モデルは「過去最高の販売数量になる見込み」(同社)だという。

 人気の要因として、同社は「例年よりも暑いので、省エネという点が評価されたのではないか」としている。

●コードレス扇風機も好調

 夏の対策アイテムとして、ニトリのコードレス扇風機も好調に推移している。商品名は「DCタイプコードレスコンパクト収納扇風機」で、価格は1万4990円。気温が上昇した6月11日以降、想定の150%ペースで売れているという。

 商品の特徴は2つあり、1つは折りたためること、もう1つはコードレスであること。2023年に登場したコードレス扇風機は、試験的な意味もあって30店舗ほどで販売。好調な売れ行きが続いたことから、今年は全店での販売を決めたという。

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