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社員旅行に「時代遅れ」のイメージ、4人に1人 参加者の声は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月24日 6時5分

社員旅行に「時代遅れ」のイメージ、4人に1人 参加者の声は?

社員旅行に対するイメージとは

 社員旅行に対して持つイメージで、最も多いのは「時代遅れ」――ソフトウェア開発事業を展開するサイバーワークス(東京都新宿区)が、そんな調査結果を発表した。社員旅行を実施する企業が減少する中、一般の会社員はこれらをどのように捉えているのだろうか。

●「昔ながらの企業がやるもの」との声が1位

 社員旅行に対するイメージについて、最も多かったのは「昔ながらの企業がやるもので、時代遅れ」(24.7%)との回答だった。4位の「強制されるもの」(11.6%)と合わせると、否定的なイメージを持つ人が4割近くに上ることがわかる。

 2位は「特にイメージはない」(20.2%)と、無関心な人も一定数みられた。一方で、3位には「日常から離れてリフレッシュできる」(17.5%)といった肯定的な声も続いた。

●実施企業は3割弱

 勤めている会社で社員旅行が「ある」と回答した割合は28.4%だった。業種ごとに割合を見ると、最多は鉱業の88.9%で、宿泊業の66.7%が続いた。

 最も割合が低かった業種は金融業・保険業の10.7%で、飲食業(12.5%)、情報通信業(18.2%)、ソフトウェア(20.0%)が続いた。

●実施企業では9割が参加

 「ある」と回答した人のうち、「参加したことがある」としたのは89.7%と、9割近くに上った。参加理由としては「親睦を深めたかったから」(42.1%)が最多で、「上司に参加するよう言われたから」(24.3%)、「参加しないと気まずいから」(22.9%)など、ネガティブな理由も半数近くを占めた。

●「任意参加」が半数超、「実質強制参加」も4割弱

 また、勤めている会社の社員旅行は「任意参加」であると回答したのは55.1%、「強制参加」であると回答したのは5.8%だった。一方で、37.2%は「任意参加だが実質強制参加」と回答していた。

 日数については「1泊2日」が43.6%と最も多く、「2泊3日」が続いた。また、実施される日については、「平日」が39.7%と約4割に上った。「休日」(平日への振替休日あり)としたのは36.5%、「休日」(平日への振り替え休日なし)としたのは19.9%だった。

●参加者からは前向きな声も

 今後の参加意向については、「ぜひまた参加したい」が45.7%、「内容によっては参加したい」が42.1%と、実際の参加者の9割弱が前向きに捉えていることがわかった。

 調査は2024年5月15~22日、全国の20歳以上の会社員を対象に、アンケートサービス「Fastask」を通じてインターネットで実施。550件の回答を得た。

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