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ゼブラ、「サッと書き」に特化したボールペンを発売 特徴は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月25日 11時45分

ゼブラ、「サッと書き」に特化したボールペンを発売 特徴は?

「サッと書き」に特化したボールペンが登場

 ゼブラ(東京都新宿区)は、サッと書きたいときに軽い力で濃く書ける油性ボールペン「ブレンU(ユー)」を8月29日に発売する(一部店舗では7月末から先行販売)。価格は242円。

 「ブレン」シリーズは2018年の発売以降、ストレスフリーな書き心地やスタイリッシュなデザインが支持され、シリーズ累計出荷数は5000万本を超えた(2023年11月時点)。

 以前は会社から支給されることが多かったボールペンが経費削減などで支給されなくなり、個人が自分で本当に使いやすいもの、デザインの気に入ったものをこだわって選ぶようになってきている中、ストレスなく書けるブレンの人気が高まっているという。

 今回、発売するブレンUは、筆記シーンに多い「サッと書き」に向けて開発したボールペン。サッと書きを実現するため、金属製の先端で重心を下げ、筆記のブレを防ぐ「低重心構造」、端に中芯をホールドするインナーパーツを搭載し、ペン先のブレを防ぐ「ダイレクトタッチ」、各パーツの隙間をなくして、ペン内部のブレを防ぐ「ノイズフリー設計」の機能を搭載した。

 インクには、新たに開発した「S油性インク」を採用。摩擦係数が下がったことで軽い力で筆記が可能で、インクが濃くなったことで書いた線を素早く認識できるため、筆記の操作性が向上するという。

 デザインは、樹脂素材と金属素材が一体になった新設計のクリップを採用。スプリングを搭載した可動式バインダークリップで厚みのあるものにもはさめる。つまむ部分は樹脂素材で指をかけやすく、はさむ部分は金属板なので、丈夫で折れにくく、樹脂製よりも薄いため、かさばらずに携帯しやすくなっている。また、ペンの先端部分はスリムにし、書いた文字を見やすくした。

●ブレンU開発の背景は

 ブレンU開発の背景となったのは、ゼブラが行ったインターネット調査。普段の仕事や生活の中で最も多いボールペンの筆記シーンは「付箋(ふせん)にメモをするとき」、続いて「打ち合わせ中のメモ」「スケジュールを記入するとき」など、「サッと書き」の場面が上位に来ることが分かった。

 日常の中ではさまざまな書くシーンがあるが、不安定な状態で急いで書いたときは力が入らず、乱れた字や薄い字になってしまったりするもの。ブレンUは、机に座って仕事をする人だけでなく、不安定な状態で急いで書くシーンも多くある飲食店、医療、営業などの職業の人を想定し、そんなシーンでもストレスフリーに書けるように開発したという。

 日常の筆記シーンの中でもっと使いやすいボールペンを提供したいという思いから、機構・設計・インクのすべてを作りこみ、「ユーザビリティを追求したボールペン」として、ユーザビリティのUをつけて「ブレンU」という名前になった。

 インク色はすべて黒。ボール径は0.5ミリと0.7ミリ。軸色は0.5ミリが黒、白、ミントグリーン、ブルーグレー、パープル、0.7ミリが黒、白、ミントグリーン。

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