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富士通とイオンモール、レーダー・AIで転倒検知 バリアフリートイレの安全性向上へ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月31日 5時10分

富士通とイオンモール、レーダー・AIで転倒検知 バリアフリートイレの安全性向上へ

1月からTOTOとも同様の実証実験を行っている(出典:富士通公式Webサイトより)

 富士通とイオンモールは、イオンモール太田(群馬県太田市)のバリアフリートイレにおいて「ミリ波レーダー分析AI」を活用した実証実験を8月1日から開始する。2025年1月31日までの約6カ月間、トイレ内での転倒の早期発見や用途外利用、長時間利用の検出を行う。 

 実験では、バリアフリートイレ内に富士通のミリ波レーダーを設置。利用者の動きをレーダーで捉え、その情報をリアルタイムでクラウドに転送し、AI分析を行う。プライバシーに配慮しながら、転倒などの異常事態を検出し、安全性確保の有用性を確認するほか、エリアごとの利用頻度や占有率を収集する。

 富士通は2025年3月までに、プライバシーに配慮した見守り技術のサービス化を計画している。1月からTOTOとも同様の実証実験を行っており、今回の実験結果を踏まえて見守り技術のさらなる改善を目指す。

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